SSH(Secure Shell)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SSH(Secure Shell)とは

SSHはSecure Shellの略称で、ネットワーク上でデータを安全に通信するためのプロトコルです。SSHは、クライアントとサーバー間の通信を暗号化し、データの盗聴や改ざんを防ぐことができます。

SSHは、リモートログイン、コマンド実行、ファイル転送など、様々な用途で使用されています。SSHを使用することで、インターネット上で安全にサーバーを管理したり、ファイルを転送したりすることが可能となります。

SSHは、公開鍵暗号方式を使用しています。クライアントとサーバーは、それぞれ公開鍵と秘密鍵のペアを持ち、通信の際に公開鍵を交換します。これにより、第三者が通信内容を盗聴しても、復号化することができないため、安全性が高いのが特徴です。

SSHは、ポート番号22番を使用するのが一般的ですが、セキュリティ上の理由から、ポート番号を変更することもあります。また、SSHには、SSH1とSSH2の2つのバージョンがあり、現在はSSH2が主流となっています。

SSHは、LinuxやmacOSなどのUNIX系OSで標準的に使用されていますが、Windowsでも、SSHクライアントソフトウェアを使用することで、SSHを利用可能です。SSHは、ネットワーク管理者にとって必須のツールの一つと言えるでしょう。

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