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UASP(USB Attached SCSI Protocol)とは?意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部


UASP(USB Attached SCSI Protocol)とは

UASPとは、USB Attached SCSI Protocol(USB接続SCSI プロトコル)の略称で、USB接続のデータ転送速度を向上させるプロトコルです。従来のUSB Mass Storage(UMS)プロトコルと比較して、より効率的なデータ転送を実現します。

UASPは、SCSIコマンドセットを使用してデータ転送を行います。これにより、コマンドキューイングやタグ付きコマンドキューイングなどの高度な機能を利用できるようになり、データ転送の効率が大幅に向上します。

UASPを使用するには、ホスト側とデバイス側の両方がUASPに対応している必要があります。Windows 8以降のOSではUASPがネイティブでサポートされており、対応デバイスを接続するだけで自動的にUASPモードで動作します。

UASPを利用することで、特に大容量のデータ転送や、多数のファイルを扱う場合に効果を発揮します。外付けHDDSSDなどの大容量ストレージデバイスでUASPを活用することで、データ転送時間を大幅に短縮できます。

また、UASPはUSB 3.0以降の規格で導入されたプロトコルですが、USB 2.0でも一部のデバイスでUASPをサポートしているものがあります。ただし、USB 2.0ではUSB 3.0ほどの高速化効果は期待できません。

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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