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TLC(Triple Level Cell)とは?意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部


TLC(Triple Level Cell)とは

TLCはTriple Level Cell(トリプルレベルセル)の略称で、NANDフラッシュメモリの記憶方式の一種です。TLCは1つのメモリセルに3ビットのデータを記憶することができ、大容量化に適しています。

TLCは、SLC(Single Level Cell)やMLC(Multi Level Cell)と比較して、より高密度な記憶が可能です。TLCは1つのメモリセルに8つの電荷状態を持つことで、3ビットのデータを記憶します。

TLCは、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。TLCは、SLCやMLCと比べて、同じ容量のメモリを製造するためのコストを抑えることができるため、大容量のストレージデバイスに適しているのです。

しかし、TLCは書き込み速度や耐久性の面でSLCやMLCに劣ります。TLCは、1つのメモリセルに多くの電荷状態を持つため、書き込みに時間がかかり、また、電荷の状態を正確に制御することが難しいのです。

そのため、TLCは主にコンシューマー向けのSSD(Solid State Drive)やUSBメモリなどの大容量ストレージデバイスに使用されています。TLCは、耐久性や速度よりも容量を重視するユースケースに適しているといえるでしょう。

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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