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公開：2024-10-02

フルカイテン株式会社がAI活用の売価変更機能FULL KAITENを発表、粗利最大化と消化促進を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• FULL KAITEN〈売価変更〉の提供開始
• AIによる適切な売価設定機能を実装
• 導入企業で粗利額133％増、消化率3.2％向上

FULL KAITEN〈売価変更〉の機能と効果

フルカイテン株式会社は、AIを活用して適切な売価を提示するFULL KAITEN〈売価変更〉の提供を2024年10月1日に開始した。この機能は、売上粗利最大化や消化促進などの目的に応じた推奨値引き率を可視化し、設定した値引き率での着地見込みを算出することが可能だ。^[1]

従来の値引き実施は担当者の経験と過去の実績に基づいて判断されており、効果検証が困難で粗利を毀損する原因となっていた。本機能では、売価変更の必要性や適切な価格設定の示唆を得ることができ、目標とする消化期日時点の売上、粗利、在庫の着地見込みも算出可能となっている。

導入事例として、イー・ジーニング株式会社では適切なタイミングでの売価変更実施により、創出粗利額133％伸長と同時に消化率も3.2%伸長する成果を創出した。この結果は、業務負荷の軽減や属人化の解消、社員全員での同一業務遂行など、定性的な成果にもつながっている。

FULL KAITEN〈売価変更〉の主な特徴

FULL KAITENの詳細資料はこちら

価格弾力性について

価格弾力性とは、価格の変化に対する需要量の変化の割合を示す経済学的概念のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 価格変更による需要量の変化を数値化
• 商品カテゴリーや時期によって異なる値を示す
• 効果的な価格戦略立案に活用可能

FULL KAITEN〈売価変更〉では、過去に販売した同カテゴリ・アイテムの価格弾力性を反映して新商品の適切なオフ率を算出している。例えば、半袖Tシャツの場合、過去に実施した30％、20％、10％オフの実績から需要曲線を描き、15％オフなど未実施のオフ率での理論上の伸長率を予測することが可能だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「売上粗利最大化」「消化促進」の最適な売価が分かるサービス・FULL KAITEN〈売価変更〉の提供を開始 | フルカイテン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000025713.html, (参照 24-10-02).

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