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公開：2024-10-09

Slash PaymentがBaseに対応、暗号通貨決済の普及と利便性向上へ大きな一歩

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Slash PaymentがBaseに対応
• Baseエコシステムの急成長を背景に連携
• 暗号通貨決済の普及を推進

Slash PaymentのBaseエコシステム対応による暗号通貨決済の拡大

Slash Vision Labsは、Ethereum Layer 2ソリューション「Base」に暗号通貨決済Slash Paymentが対応したことを2024年10月7日に発表した。Baseエコシステムでは、cbBTCやBase Name Service（BNS）の導入により、1日あたりのアクティブアドレスが200万に到達し、Ethereum Layer 2の中でも60%以上のアクティブアドレスのシェアを獲得している。^[1]

また、TVL（Total Value Locked）が23億2200万ドルに到達し、総ユーザートランザクション数6億8900万、総ユーザー数5300万以上を記録している。急成長を遂げているBaseエコシステムとの連携によって、Slash Vision Labsは暗号通貨決済のさらなる普及を推進していく方針だ。

Slash Paymentの決済方法は、まずSlash Payment決済画面でウォレットを接続し、保有しているBase上のトークンを選択する。その後、Payボタンをクリックして決済を開始し、数秒後に決済が完了する仕組みとなっている。この簡単な手順により、ユーザーは迅速かつ効率的に暗号通貨での支払いを行うことができるようになった。

Slash PaymentのBase対応の特徴まとめ

Slash Paymentの詳細はこちら

Ethereum Layer 2について

Ethereum Layer 2とは、Ethereumのメインネットワーク（Layer 1）上に構築された二次的なプロトコルやソリューションのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• トランザクション処理の高速化と低コスト化を実現
• Ethereumのスケーラビリティ問題を解決
• メインチェーンのセキュリティを維持しながら処理を効率化

BaseはCoinbaseが開発したEthereum Layer 2ソリューションであり、急速に成長しているエコシステムの一つだ。Slash PaymentがBaseに対応したことで、ユーザーはBaseネットワーク上のトークンを使用して迅速かつ効率的に決済を行うことが可能になった。この統合により、暗号通貨決済の普及が加速し、オンチェーン経済の成長に寄与することが期待される。

Slash PaymentのBase対応に関する考察

Slash PaymentがBaseに対応したことは、暗号通貨決済の普及において重要な一歩だと言える。Baseエコシステムの急速な成長と大規模なユーザーベースを考慮すると、この統合はSlash Paymentの利用拡大に大きく貢献する可能性が高い。一方で、暗号通貨の価格変動リスクや規制の不確実性など、克服すべき課題も存在するだろう。

今後起こり得る問題として、ネットワークの混雑時における取引の遅延やガス代の高騰が挙げられる。これらの問題に対する解決策として、Layer 2ソリューションの更なる最適化や、複数のLayer 2ネットワーク間での相互運用性の向上が考えられる。また、ユーザーの利便性向上のため、フィアット通貨とのシームレスな連携や、より直感的なユーザーインターフェースの開発も重要になってくるだろう。

将来的には、Slash PaymentがBase以外の主要なLayer 2ソリューションにも対応することで、クロスチェーンでの決済がより容易になることが期待される。さらに、実店舗での利用拡大や、IoTデバイスとの連携による自動決済システムの構築など、暗号通貨決済の用途拡大も視野に入れるべきだ。Slash Paymentには、これらの課題に積極的に取り組み、暗号通貨決済の標準化と普及を牽引する役割が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Slash Paymentが、Baseに対応！オンチェーン経済の成長と暗号通貨決済の普及にむけて | Slash Fintech Limited のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000113938.html, (参照 24-10-09).

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