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名古屋大学発スタートアップTOWINGが海外事業開発リーダーを募集、バイオ炭「宙炭」の海外展開で持続可能な農業を目指す

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

名古屋大学発スタートアップTOWINGが海外事業開発リーダーを募集、バイオ炭「宙炭」の海外展開で持続可能な農業を目指す

PR TIMES より


記事の要約

  • TOWINGが海外事業開発リーダー候補を募集
  • バイオ炭「宙炭」で持続可能な食糧供給を実現
  • フルリモート勤務可能で幅広く人材を募集

名古屋大学発スタートアップTOWINGが海外事業開発リーダー候補を募集

エン・ジャパン株式会社は2024年10月10日より、名古屋大学発スタートアップ「TOWING」の『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』を開始した。このプロジェクトでは、TOWINGの海外事業開発を担う「海外事業開発リーダー候補」を初めて公募している。TOWINGは持続可能な食糧供給の実現を目指し、独自のバイオ炭「宙炭」を開発・販売しているのだ。[1]

「宙炭」は通常3〜5年かかる土壌改良期間を1ヶ月に短縮し、CO2削減効果も期待できる特徴を持つ。収穫量を最大70%増加させた実績もあり、現在全国30都道府県で試験導入され高評価を得ている。TOWINGは将来的に「宇宙で農業」を行うことも視野に入れており、まずは国内外で事業規模を拡大し社会課題の解決を進めながら事業基盤を固めることが不可欠だと考えている。

今回募集する海外事業開発リーダー候補の主なミッションは、北南米・アジア・欧州における現地の農業事業者や政府関係者との連携など、様々な事業展開の可能性を模索しながら「宙炭」を海外に広めることだ。必要に応じて海外現地に赴くことはあるが、基本的にフルリモート勤務を可能とすることで、優れた能力と志を持つ人材を幅広く募集している。

TOWINGの海外事業開発リーダー候補募集概要

項目 詳細
募集職種 海外事業開発リーダー候補
応募受付期間 2024年10月10日(木)~ 11月6日(水)
応募受付サイト 『エン転職』『エンゲージ』『AMBI』『ミドルの転職』
勤務形態 基本的にフルリモート勤務可能
主なミッション 海外マーケットでの「宙炭」普及、現地事業者・政府関係者との連携
対象地域 北南米・アジア・欧州
TOWINGの特設ページはこちら

バイオ炭について

バイオ炭とは、有機物を酸素がない状態で加熱して作られる炭素含有量の高い物質のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 土壌改良効果が高く、作物の生育を促進
  • 炭素を長期間土中に固定し、温室効果ガス削減に貢献
  • 農業廃棄物など未利用資源を有効活用可能

TOWINGが開発した「宙炭」は、このバイオ炭技術を応用した高機能な農業資材だ。通常のバイオ炭に様々な機能を持つ微生物を培養することで、土壌改良期間の大幅な短縮と収穫量の増加を実現している。さらに、農地への炭素固定効果も期待できるため、持続可能な農業と地球温暖化対策の両立に貢献する可能性を秘めている。

TOWINGの海外事業展開に関する考察

TOWINGの海外事業展開は、グローバルな食糧問題と環境問題の解決に大きく貢献する可能性を秘めている。「宙炭」技術は土壌劣化や気候変動の影響を受けやすい地域の農業生産性向上に寄与し、食糧安全保障の強化につながるだろう。一方で海外展開には各国の農業政策や規制、文化的な違いなど克服すべき課題も多く、これらに対応できる人材の確保と育成が重要になる。

今後起こり得る問題として、「宙炭」の原料調達や生産拠点の確保、現地農家への技術移転などが挙げられる。これらの課題に対しては、現地のバイオマス資源を活用した生産体制の構築や、農業指導員の育成プログラムの開発など、地域に根ざしたアプローチが解決策となるだろう。また、各国の農業研究機関との連携を強化し、現地の気候や土壌条件に適した「宙炭」の開発も進める必要がある。

TOWINGには今後、「宙炭」技術のさらなる進化と応用範囲の拡大が期待される。例えば、異常気象に強い作物の育成支援や、砂漠化が進む地域の緑化プロジェクトへの活用など、技術の可能性は広がっている。同時に、宇宙農業への展開も視野に入れた研究開発を進めることで、地球外での食糧生産という未来の課題にも先駆的に取り組むことができるだろう。

参考サイト

  1. ^ . 「農業バイオテクノロジーで世界に挑む、名古屋大学発スタートアップ「TOWING」。エン・ジャパンで「海外事業リーダー」を初公募! | エン・ジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000920.000000725.html, (参照 24-10-13).

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