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公開：2024-10-13

日本システム技術がFIT2024に「BankNeo」出展、金融機関のDX推進に向けた最新ソリューションを紹介

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 日本システム技術がFIT2024に「BankNeo」を出展
• 次世代CRM/SFA「SMART BankNeo」などをデモ展示
• 福岡ひびき信用金庫による導入事例セミナーを開催

日本システム技術がFIT2024に情報系統合パッケージ「BankNeo」を出展

日本システム技術株式会社は、2024年10月17日から18日に開催される「FIT2024（金融国際情報技術展）」に情報系統合パッケージ「BankNeo」を出展することを発表した。この展示会では、次世代のCRM/SFA「SMART BankNeo」を中心に、勘定系APIとの連携が可能な「SMART集金」や営業生産性向上を支援する「TQSM NAVI」などの最新ソリューションのデモンストレーションが行われる予定だ。^[1]

展示内容には、お客様との物品授受に特化した預り管理や金融商品販売時の手続きを堅確化するフロントコンプライアンス機能も含まれており、金融機関の業務効率化とコンプライアンス強化を同時に実現するソリューションが提供される。来場者は、これらの最新技術を直接体験することができ、金融業界のデジタル化の最前線に触れる機会となるだろう。

さらに、FIT2024では日本システム技術のセミナー枠が設けられており、実際に「SMART BankNeo」を導入した福岡ひびき信用金庫による講演が予定されている。講演では、勘定系API連携とBankNeo渉外支援の実現について、業務執行役員のシステム部部長兼DX推進室長が登壇し、具体的な導入事例や効果について解説する。この講演は、金融機関のDX推進に関心を持つ多くの参加者にとって、貴重な情報源となるはずだ。

FIT2024出展内容まとめ

FIT2024公式サイトはこちら

CRM/SFAについて

CRM/SFAとは、Customer Relationship Management（顧客関係管理）とSales Force Automation（営業支援）の略称で、顧客情報の管理や営業活動の効率化を支援するシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 顧客情報の一元管理と分析が可能
• 営業プロセスの可視化と効率化を実現
• 顧客とのコミュニケーション履歴を記録・活用

日本システム技術の「SMART BankNeo」は、このCRM/SFAの概念を金融機関向けに特化させた次世代ソリューションである。勘定系APIとの連携機能や預り管理、フロントコンプライアンス機能などを統合することで、金融機関の業務効率化とコンプライアンス強化を同時に実現し、顧客サービスの質的向上にも寄与する。

FIT2024出展に関する考察

日本システム技術のFIT2024への出展は、金融業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）推進において重要な意味を持つと考えられる。特に「SMART BankNeo」を中心とした展示は、金融機関が直面する業務効率化とコンプライアンス強化の課題に対する具体的なソリューションを提示しており、多くの金融機関の関心を集めるだろう。一方で、このような先進的なシステムの導入には、既存システムとの統合やデータ移行など、技術的な課題が生じる可能性もある。

これらの課題に対しては、段階的な導入プロセスや、導入後のサポート体制の充実が解決策として考えられる。また、金融機関の規模や業態によってニーズが異なる点を考慮し、カスタマイズ可能な柔軟なソリューション提供が重要となるだろう。今後は、AIやブロックチェーンなどの最新技術との連携や、オープンバンキングへの対応など、さらなる機能拡張が期待される。

福岡ひびき信用金庫による導入事例セミナーは、実際の運用実績や課題解決のプロセスを共有する貴重な機会となる。このような事例共有は、他の金融機関がシステム導入を検討する際の重要な判断材料となり、業界全体のDX推進を加速させる可能性がある。今後は、より多様な金融機関の事例を蓄積し、業界全体で知見を共有していくことが、金融サービスの進化と顧客満足度の向上につながるだろう。

参考サイト

1. ^ . 「「FIT2024（金融国際情報技術展）」出展のお知らせ（2024年10月17日～10月18日） | 日本システム技術株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000092153.html, (参照 24-10-13).

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