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公開：2024-10-18

NOKグループがインド北部に自動車向けシール製品の新工場を完成、2025年1月から稼働開始予定

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NOKがインド北部に新工場を完成
• 自動車向けシール製品の生産能力を拡大
• 2025年1月から稼働開始予定

NOKグループのインド新工場完成で自動車部品生産を強化

NOK株式会社は、グループ会社のFreudenberg NOK Pvt., Ltd.がインド北部パンジャーブ州モリンダに自動車向けシール製品を製造する新工場を完成させ2024年10月15日に開所式を行った。同工場は2025年1月より稼働を開始し、インド北部の製造拠点としてバスマ工場から生産設備を移設する予定だ。^[1]

モリンダ工場では、インド現地や在インドの日系・欧米系自動車メーカー向けに、エンジンシールやバルブステムシールなどの自動車向けシール製品を製造する。自動化設備の導入により2024年度比約10％の増産を見込んでおり、生産能力の拡大を図っている。

環境への配慮も重視されており、工場屋上には1.5MWの太陽光発電装置と最新の雨水利用装置が設置されている。NOKグループは「Essential Core Manufacturing」を掲げ、社会に不可欠な中心領域を担うモノづくりを通じてグローバルな供給体制の強化・構築に取り組んでいくとしている。

モリンダ工場の概要

シール製品について

シール製品とは、機械や装置の部品間の隙間を密閉し、液体や気体の漏れを防ぐための製品のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 機械の性能や耐久性を向上させる重要な役割を果たす
• 材質や形状によって様々な環境下で使用可能
• 自動車、産業機器、電子機器など幅広い分野で使用される

NOKの新工場では、自動車向けのエンジンシールやバルブステムシールなどの製造が予定されている。これらのシール製品は自動車の性能や信頼性に直接関わる重要な部品であり、高品質で安定した供給が求められる。インドでの生産拠点拡大により、現地自動車メーカーのニーズに迅速に対応することが可能になるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NOKグループ、インドに自動車向けシール製品の新工場を完成 | NOK株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000096493.html, (参照 24-10-18).

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