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公開：2024-10-18

BAL DESIGNSがボールをアップサイクルしたバッグを日本で発売、持続可能なファッションの新たな選択肢に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• BAL DESIGNS、ボールをアップサイクルしたバッグを日本で発売
• ドイツ・ケルンでハンドメイド製作、4種類のバッグを展開
• 持続可能な社会実現を目指し、オーダーメイドにも対応

BAL DESIGNSのアップサイクルバッグが日本初上陸

CIMキッコー株式会社は、ドイツのブランドBAL DESIGNS（バルデザインズ）の日本での独占販売権を取得し、2024年10月15日にボールをアップサイクルしたバッグの販売を開始した。BAL DESIGNSは、ドイツ・ケルンのデザイナーリタバルタがデザインしたバッグをハンドメイドで製作しており、使われなくなった様々なボールを再利用することで持続可能な社会の実現を目指している。^[1]

BAL DESIGNSのバッグは、バスケットボール、バレーボール、サッカーボール、ラグビーボールをアップサイクルした4種類のラインナップを展開している。各バッグは独自のデザインを持ち、Fredrik（ファニーパック）、Laime（ショルダーバッグ）、Diana（マルチバッグ）、Artis（ベルトバッグ）と名付けられている。これらのバッグは、VOGUE等の各紙にも掲載され、ニューヨークやパリなど世界中で熱狂的な支持を得ている。

BAL DESIGNSは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として、商品1つの購入につき木を1本植える活動も行っている。また、オーダーメイドにも対応しており、顧客の思い出のつまったボールや、チームで使用していたボールをバッグに生まれ変わらせることが可能だ。この取り組みは、個人の記念品としてだけでなく、チームの記念品としても活用できる。

BAL DESIGNSのアップサイクルバッグラインナップ

BAL DESIGNSの公式サイトはこちら

アップサイクルについて

アップサイクルとは、使用済みの製品や素材を再利用して、元の製品よりも価値の高い新しい製品を作り出すリサイクルの一形態のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 廃棄物の削減と資源の有効活用
• 環境負荷の低減と持続可能性の向上
• 独自のデザインや付加価値の創出

BAL DESIGNSのバッグは、使用済みのスポーツボールをアップサイクルすることで、環境への配慮と独自のデザイン性を両立している。この取り組みは、ヨーロッパで高い達成度を示しているサステナビリティの分野において、個人レベルでの実践を促す一例となっている。BAL DESIGNSのアプローチは、日本国内でも提携の輪を広げ、サステナブルな取り組みの普及に貢献することが期待される。

BAL DESIGNSのアップサイクルバッグに関する考察

BAL DESIGNSのアップサイクルバッグは、環境保護と個性的なファッションの融合という点で高く評価できる。使用済みスポーツボールの再利用は、廃棄物削減に直接的に貢献するだけでなく、消費者の環境意識を高める効果も期待できるだろう。また、オーダーメイドの対応により、個人やチームの思い出を形として残せる点も、このブランドの独自の魅力となっている。

一方で、今後の課題としては、原材料となるボールの安定的な調達や、生産規模の拡大に伴う品質管理が挙げられる。また、リサイクル素材を使用しているため、耐久性や防水性などの機能面で従来のバッグと比較してどの程度の性能を確保できるかも、長期的な成功の鍵となるだろう。これらの課題に対しては、日本国内での提携先の拡大や、新たな製造技術の開発などが解決策として考えられる。

今後BAL DESIGNSには、さらなる製品ラインの拡充や、他のスポーツ用品へのアップサイクル技術の応用が期待される。例えば、テニスラケットやスキー板など、他のスポーツ用品を使用したバッグや小物の開発も魅力的だろう。また、環境教育の一環として、学校や企業とコラボレーションし、ワークショップなどのイベントを開催することで、サステナビリティへの理解を深める取り組みにも期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「日本初上陸！！ボールを再利用した唯一無二のバッグ！ 　　　　　【BAL DESIGNS（バルデザインズ）】 | CIMキッコー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150065.html, (参照 24-10-18).

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