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キャノンがSateraシリーズ新製品5機種を発表、業界初のプルアウトコンポーネント方式採用でメンテナンス性が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • キャノンがSateraシリーズ新製品5機種を発表
  • A3レーザープリンターで初のプルアウト機構採用
  • フルフロントアクセスによる作業効率向上

キャノンがSateraシリーズの新製品5機種を発表、A3レーザープリンターで業界初の機能を搭載

キャノンは2024年10月17日、レーザープリンター「Satera」シリーズの新製品として、A3カラーレーザープリンター「LBP812Ci/LBP811C」と、A3モノクロレーザープリンター「LBP463i/LBP462/LBP461」の計5機種を10月25日に発売すると発表した。これらの新製品は、A3レーザープリンターで初めて本体内部のメンテナンス部分を手前に引き出すプルアウトコンポーネント方式を採用している点が特徴だ。[1]

新製品の最大の特長は、フルフロントアクセスを実現したことにある。従来、給紙や排紙、トナーカートリッジ交換、パーツ交換のためには本体上面や側面のカバーを開ける必要があったが、新製品では全てのメンテナンス作業を前面側からユーザー自身で行うことが可能になった。これにより、作業に必要なスペースや負荷が大幅に削減され、保険・金融の窓口業務など、スペースの限られた場所でも快適な印刷環境を提供できるようになったのだ。

また、LBP812Ciは、カラー/モノクロともにA4片面で毎分36枚の高速印刷に加え、A3片面で毎分18枚の印刷が可能で、B6ハーフのプライスカードから1,320mmの長尺バナーまで多様な用紙サイズに対応している。色の再現性を向上した新トナーの採用により、PO P、パンフレット、保険設計提案書など、色鮮やかで目を引く制作物の印刷が可能になった。一方、LBP463iは、A4片面で毎分45枚の高速印刷に加え、A3片面で毎分22枚の印刷が可能で、印刷内容に応じて最適な印刷モードを選択できる機能を備えている。

キャノンSateraシリーズ新製品の特徴まとめ

LBP812Ci/LBP811C LBP463i/LBP462/LBP461
プリンタータイプ A3カラーレーザー A3モノクロレーザー
印刷速度(A4片面) 毎分36枚 毎分45枚
印刷速度(A3片面) 毎分18枚 毎分22枚
特殊機能 新トナーによる高品質印刷 印刷内容に応じたモード選択
対応用紙サイズ B6ハーフ~1,320mm長尺 -

プルアウトコンポーネント方式について

プルアウトコンポーネント方式とは、プリンター本体内部のメンテナンス部分を手前に引き出すことができる機構のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 全てのメンテナンス作業を前面から行うことが可能
  • 作業スペースと負荷の大幅な削減を実現
  • 限られたスペースでの操作性を向上

キャノンの新製品Sateraシリーズでは、このプルアウトコンポーネント方式を採用することで、フルフロントアクセスを実現している。これにより、給紙やトナーカートリッジの交換といった作業を全て前面から行うことができ、設置スペースの制約が厳しい環境でも効率的な運用が可能になった。特に、保険・金融の窓口業務など、スペースが限られた場所での使用に適しており、作業効率の向上に大きく貢献すると期待されている。

参考サイト

  1. ^ Canon. 「メンテナンス部分を手前に引き出す機構を採用した業界初のA3レーザープリンターを発売 フルフロントアクセスの実現で設置スペースや印刷に関わる作業負荷を削減|キヤノンMJグループ」. https://corporate.canon.jp/newsrelease/2024/pr-1017a, (参照 24-10-18).

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