シャープがAQUOS GN2ラインの新モデル43V型を10月発売、N-Blackパネルと次世代AIプロセッサー搭載で高画質化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

シャープがAQUOS GN2ライン新モデル発表
43V型「4T-C43GN2」を10月に発売予定
既存モデルは55V型と50V型を展開中

シャープが4K液晶テレビAQUOS GN2ラインの新モデルを発表

シャープは4K液晶テレビ「AQUOS」の「GN2ライン」より、新モデルとして43V型「4T-C43GN2」を2024年10月に発売すると発表した。この新モデルは、既存の55V型「4T-C55GN2」および50V型「4T-C50GN2」に加わる形で展開される。GN2ラインは高画質と高音質を特徴とし、ユーザーのニーズに応える製品ラインナップの拡充を図っているのだ。^[1]

新モデルの「4T-C43GN2」は、つややかな黒と低反射を実現する「N-Blackパネル」を採用している。さらに、次世代AIプロセッサーを搭載した画像処理エンジン「Medalist S5」を備え、高画質化を追求した。これにより、より鮮明で美しい映像表現が可能となり、視聴者に臨場感あふれる映像体験を提供するだろう。

音響面では、前向きスピーカーによる高音質2chの「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を搭載し、立体音響技術「Dolby AtmosR」に対応している。これにより、豊かな音場と臨場感のある音響体験を実現した。また、Google TV搭載により、多様なストリーミングサービスのコンテンツを一元管理し、ユーザーの好みに合わせて整理することが可能になっている。

AQUOS GN2ライン43V型モデルの主な特徴

特徴	詳細
モデル名	4T-C43GN2
画面サイズ	43V型
パネル技術	N-Blackパネル
画像処理エンジン	Medalist S5
音響システム	FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS
対応音響技術	Dolby AtmosR
搭載OS	Google TV

N-Blackパネルについて

N-Blackパネルとは、シャープが開発した液晶パネル技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

つややかな黒色表現を実現
低反射性能により外光の映り込みを軽減
高コントラストと鮮明な画質を両立

N-Blackパネルは、液晶層と偏光板の間に特殊な光学フィルムを挿入することで、光の反射を抑制し、深みのある黒色表現を可能にしている。この技術により、明るい環境下でも映像の視認性が向上し、より豊かな色彩と奥行きのある映像体験を提供することができる。AQUOS GN2ラインの新モデル「4T-C43GN2」に採用されることで、高画質化への貢献が期待されている。