JPYC株式会社がブロックチェーンEXPOに出展、漫画チラシとアンケートで理解促進へ

text: XEXEQ編集部
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PR TIMES より

記事の要約

JPYC株式会社は日本円連動ステーブルコイン「JPYC」の普及促進を目指し、2024年11月20日から3日間開催される第5回ブロックチェーンEXPOへの出展を発表した。展示ブースでは漫画形式のチラシを用いてステーブルコインの基本概念や活用事例をわかりやすく解説する予定となっている。^[1]

JPYCブースでは来場者参加型のステーブルコイン認知度調査を実施し、シールを用いた簡単な投票システムによって業界全体の認知状況を可視化することが可能となっている。三菱UFJ信託銀行やProgmatとの提携により信託型ステーブルコインの発行も予定されており、今後の展開にも注目が集まっている。

ブロックチェーンEXPOは日本最大級のブロックチェーン特化型イベントとして、トレーサビリティやスマートコントラクトなどのDX関連サービスが一堂に会する機会となっている。AIや量子コンピュータなど最新テクノロジーの展示会も併設され、包括的なデジタル技術の情報収集が可能だ。

ステーブルコインとは、法定通貨などの資産と価値が連動するように設計された暗号資産のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

JPYCは現在、パブリックチェーン上で流通する日本円ステーブルコインとして99%以上のシェアを占めている。2023年11月には三菱UFJ信託銀行およびProgmatと提携し、信託型ステーブルコインの発行も予定されており、今後の資金決済法改正に基づくライセンス取得も目指している。

ステーブルコインの展開においては、一般ユーザーへの理解促進と信頼性の確保が重要な課題となっている。今回のブロックチェーンEXPOでの漫画チラシによる説明は、複雑な技術を理解しやすい形で伝える効果的なアプローチとなるだろう。

一方で、ステーブルコインの普及に向けては法規制への対応や資金決済法改正への適応が不可欠となっている。JPYCが目指す資金移動業および電子決済手段等取扱業のライセンス取得は、業界全体の信頼性向上につながる重要なステップとなるはずだ。

今後は、国内外のステーブルコインを交換可能にする取引サービスの提供により、より柔軟な決済環境の構築が期待される。デジタル金融イノベーションの促進に向けて、透明性と利便性を両立したサービス展開が求められるだろう。

^ PR TIMES. 「日本円ステーブルコインのJPYC｜「ブロックチェーンEXPO【秋】」に出展のお知らせ | JPYC株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000247.000054018.html, (参照 24-11-15).

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