リコーが現場対応用デジタルカメラRICOH G900 IIを発表、防水・防塵性能とWebカメラ機能で建設DXに貢献
RICOH より
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記事の要約
- リコーが現場対応用デジタルカメラG900 IIを発売
- 防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性能を備えた設計
- Webカメラ機能やデジタル小黒板機能を搭載
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リコーイメージングのRICOH G900 II発売と主な特長
リコーイメージング株式会社は、過酷な現場での使用に適した防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「RICOH G900 II」を2024年8月30日に発売すると発表した。本製品は「一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)」が提唱するデジタル小黒板連携機能・信憑性確認(改ざん検知機能)に準拠しており、建設現場での工事写真撮影の効率化に貢献する。[1]
RICOH G900 IIは、前モデルの高い操作性を継承しつつ、新たにWebカメラ機能を搭載している。PCに接続することで高画質なWeb会議が可能となり、内蔵の大光量可変リングライトと最短1cmの近接撮影機能を活用すれば、小さな部品も明るく拡大して表示できる。これにより、オンラインでの説明や表示がより効果的に行えるようになった。
さらに、本製品はカメラロック機能を搭載しており、高いセキュリティ管理が求められる現場での使用に適している。操作制限を設けることで、不正使用や情報漏洩のリスクを軽減できる。また、エタノールや次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒薬に耐える耐薬品性を備えており、医療機関や生産現場など、衛生管理が厳しい環境でも安心して使用できる。
RICOH G900 IIの主な特長まとめ
防水・防塵性能 | 耐衝撃性能 | Webカメラ機能 | デジタル小黒板機能 | カメラロック機能 | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | JIS保護等級8級相当 | 2.1mの落下に耐える | Full HD、30fps対応 | J-COMSIA準拠 | 操作制限可能 |
利点 | 水中2時間使用可能 | 過酷な現場でも使用可 | 高画質Web会議実現 | 工事写真の効率化 | セキュリティ向上 |
対応環境 | 雨天・水中作業 | 建設・災害現場 | リモートワーク | 建設DX推進現場 | 機密情報取扱現場 |
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J-COMSIAについて
J-COMSIAとは、「一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会」の略称であり、建設現場の生産性革命を推進する産業団体のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 国土交通省が提唱する建設DX、i-Constructionの推進
- BIM/CIMや内閣府のSociety5.0の実現に向けた取り組み
- カメラメーカー、アプリベンダー、ゼネコンなど多様な会員で構成
J-COMSIAが提唱するデジタル小黒板情報連携機能・信憑性確認(改ざん検知機能)は、工事写真の撮影プロセスを電子化することで作業効率を向上させる。従来の黒板を用いた撮影方法と比較して、事前準備から工事写真管理までの一連の工程で大幅な効率化が可能となり、建設現場のデジタル化推進に貢献している。
参考サイト
- ^ RICOH. 「高い防水・防塵・耐衝撃、耐薬品性能を備えた現場対応用デジタルカメラ「RICOH G900 II」・「RICOH G900 II 安心保証モデル」を新発売|RICOH IMAGING」. https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2024/20240808_040210.html, (参照 24-08-10).
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