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リコーが企業向け耐環境デジタルカメラRICOH G900SE IIを発表、無線機能とセキュリティ機能を強化

text: XEXEQ編集部

リコーが企業向け耐環境デジタルカメラRICOH G900SE IIを発表、無線機能とセキュリティ機能を強化

RICOH より


記事の要約

  • リコーが「RICOH G900SE II」を発表
  • 企業向け防水・防塵・耐衝撃デジタルカメラ
  • 無線機能とセキュリティ機能を強化

リコーの新型デジタルカメラRICOH G900SE IIの特徴

リコーイメージング株式会社は、企業内ネットワークでの管理機能を向上させた現場対応デジタルカメラ「RICOH G900SE II」を近日発売すると発表した。本製品は「RICOH G900SE」の後継機であり、主にリコーのOA機器販売ルートを通じて販売される予定だ。過酷な現場での使用を想定し、防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性能を備えている点が特徴である。[1]

RICOH G900SE IIは、Bluetooth機能と無線LAN機能を搭載し、NFCカードにも対応している。これにより、パソコンだけでなくスマートフォンや企業ネットワークへのワイヤレスでの高速データ送信が可能になった。また、外部GPS機器やバーコードリーダー、レーザー距離計とのデータ連携も実現し、それらの情報を画像に紐づけることができるようになっている。

セキュリティ面では、Enterprise Wi-Fiへの対応やカメラロック機能の強化が図られている。例えば、NFCカードをカメラ本体にかざすことで、カメラロック機能の施錠・解除が可能だ。さらに、企業内ネットワークでの高いシステム管理機能を実現し、複数台のカメラを一括で自動設定できる機能も搭載されている。

RICOH G900SE IIの主要機能まとめ

通信機能 セキュリティ機能 耐環境性能
主な特徴 Bluetooth/無線LAN対応 Enterprise Wi-Fi対応 防水・防塵・耐衝撃
対応規格 Bluetooth v3.0/v4.2 BLE NFCカード対応 JIS保護等級8級相当
データ連携 外部機器との連携可能 カメラロック機能 耐薬品性能あり
管理機能 高速データ送信 複数台一括設定 -10℃での動作可能

Enterprise Wi-Fiについて

Enterprise Wi-Fiとは、企業向けの高度なセキュリティを備えたWi-Fi規格のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 個別の認証情報によるユーザー管理が可能
  • 暗号化強度が高く、セキュリティレベルが向上
  • 大規模なネットワーク環境に適している

Enterprise Wi-Fiは、一般的な家庭用Wi-Fiと比較して、より高度なセキュリティ機能を提供する。具体的には、802.1X認証プロトコルを使用し、各ユーザーが個別の認証情報でネットワークにアクセスする仕組みを採用している。これにより、unauthorized access(不正アクセス)のリスクを大幅に低減し、企業の機密情報を保護することが可能となる。

参考サイト

  1. ^ RICOH. 「企業内ネットワークでの管理機能を向上した現場対応デジタルカメラ 「RICOH G900SE II」を新発売|RICOH IMAGING」. https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2024/20240808_040209.html, (参照 24-08-10).

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