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公開：2024-08-28

株式会社VがZEPETOでオリジナルワールド「なないろアスレチック」を公開、36時間で5,600人のビジットを達成

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 株式会社VがZEPETO向けワールド「なないろアスレチック」を公開
• 公開36時間で5,600人のビジットを達成
• 7色のカラーを使用したタイムアタック形式のアスレチックゲーム

株式会社VがZEPETO向けオリジナルワールド「なないろアスレチック」を公開

株式会社Vは2024年8月24日、アバターベースのソーシャルプラットフォーム「ZEPETO（ゼペット）」向けに、オリジナルワールド「なないろアスレチック」を公開した。ZEPETOは2018年以降4億6000万人以上のグローバルユーザーを獲得し、アバターを通じて自己表現やエンターテインメントを探求できるプラットフォームとして急成長している。^[1]

「なないろアスレチック」は、7つの異なる障害物エリアを通過してゴールを目指すタイムアタック形式のゲームワールドとなっている。各エリアは虹をイメージした7色のカラーで彩られ、ZEPETOらしい華やかさを演出している。回転する床や迷路、飛び石になった足場など様々な障害物が用意され、ゲーム性に幅を持たせている。

株式会社Vは、これまでZEPETO向けのデジタルアイテムの制作・販売を通じてメタバース空間でのファッションのあり方を追求してきた。今回のワールド制作は、ゲーム性を重視したコンテンツ開発への新たな挑戦となっている。公開後3日間でトレンドワールドカテゴリに掲載され、5,600人もの利用者を集めるなど、好調なスタートを切っている。

「なないろアスレチック」の特徴まとめ

なないろアスレチックの詳細はこちら

ZEPETOについて

ZEPETOとは、韓国のNAVERが開発・運営するアバターベースのソーシャルプラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 4億6000万人以上のグローバルユーザーを獲得
• アバターを通じた自己表現とコミュニティ形成が可能
• ZEPETO Studioを介したクリエイター主導のコンテンツ開発

ZEPETOは2018年以降急速に成長し、世界中の人気ブランドやセレブリティとのコラボレーションを実現している。ユーザーは自分のアバターを通じて、様々なバーチャル空間で交流したり、オリジナルのコンテンツを作成・共有したりすることができる。ZEPETOの特徴は、直感的で没入感のある包括的な仮想空間を提供している点にある。

ZEPETOを活用したメタバース戦略に関する考察

株式会社VによるZEPETO向けワールド「なないろアスレチック」の公開は、メタバース空間におけるコンテンツ開発の新たな可能性を示している。これまでデジタルファッションアイテムの制作・販売に注力してきた同社が、ゲーム性を重視したワールド制作に踏み出したことは、メタバース市場の多様化と成熟を示唆している。今後、ファッションとゲームの融合など、より複合的なコンテンツ開発が進む可能性がある。

一方で、メタバースプラットフォームの乱立により、ユーザーの分散化やコンテンツの差別化が課題となる可能性がある。ZEPETOのような既存の大規模プラットフォームを活用しつつ、独自性のあるコンテンツを提供することが、企業のメタバース戦略において重要になるだろう。また、ユーザーデータの保護やコンテンツの著作権管理など、メタバース特有の法的・倫理的課題への対応も求められる。

今後のメタバース市場では、単なる仮想空間の提供だけでなく、現実世界との連携や経済活動の場としての機能強化が期待される。ZEPETOのようなプラットフォームを活用し、リアルとバーチャルを融合させた新しいビジネスモデルやサービスの創出が進むだろう。企業は、メタバース空間での presence（存在感）を確立しつつ、ユーザーに価値ある体験を提供することで、新たな成長機会を掴むことができるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【ZEPETO】株式会社V、ZEPETO向けオリジナルのタイムアタックゲームワールド「なないろアスレチック」を制作・公開 | 株式会社Vのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000049339.html, (参照 24-08-28).

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