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ピクシブとJP UNIVERSEがVRoidとRAIDの連携を発表、3D空間でのクリエイターエコノミー拡大へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ピクシブとJP UNIVERSEがVRoidとRAIDの連携を発表、3D空間でのクリエイターエコノミー拡大へ

PR TIMES より


記事の要約

  • VRoidとRAIDが連携し3Dアバターの相互運用を合意
  • ピクシブとJP UNIVERSEが3D空間でのクリエイターエコノミー拡大を目指す
  • RAIDのスタジオサービスをVRoidユーザーに無償提供

VRoidとRAIDの連携によるクリエイターエコノミーの3D空間への拡大

ピクシブ株式会社とJP UNIVERSE株式会社は、3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」で作られた3Dアバターを、JP UNIVERSEが2025年にβテスト予定のゲーム空間メタプラットフォーム「RAID」で相互運用することに合意した。この連携により、VRoidユーザーの創作活動の舞台が2Dの世界からインタラクティブな3Dの世界へと広がることになる。[1]

ピクシブはVRoid SDKをRAIDのスタジオサービスに提供し、JP UNIVERSEはピクシブのユーザーに対してRAIDのスタジオサービスを無償で提供する。この相互運用により、3D空間やVR空間での創作活動を可能にする革新的なシステムが構築される。両社は本合意をもとに、クリエイターエコノミーの拡大と発展を共同で目指していく方針だ。

VRoidは、絵を描くようにキャラクターを作ることができる3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」から生まれたサービスで、現在はスマートフォンアプリや3Dアバター投稿プラットフォーム、開発者キットなど多方面で展開している。一方、RAIDはRYUGUKOKU ADVENTURE IN DISCOVERYの略で、JP UNIVERSEが2025年に提供予定のアバターで遊べるオンラインRPGだ。

VRoidとRAIDの連携内容まとめ

VRoid RAID
提供企業 ピクシブ株式会社 JP UNIVERSE株式会社
主なサービス 3Dキャラクター制作ソフトウェア ゲーム空間メタプラットフォーム
連携内容 VRoid SDKの提供 スタジオサービスの無償提供
予定時期 - 2025年βテスト予定
目標 クリエイターエコノミーの3D空間への拡大

メタプラットフォームについて

メタプラットフォームとは、仮想空間内で複数のサービスやコンテンツを統合し、ユーザーに包括的な体験を提供するプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 3Dアバターを介したユーザー間のインタラクション
  • 仮想空間内での様々な活動(ゲーム、社交、創作など)の統合
  • 現実世界とデジタル世界の融合

RAIDはこのメタプラットフォームの一例であり、VRoidとの連携により、ユーザーが作成した3Dアバターをゲーム空間で活用できるようになる。これにより、クリエイターの表現の場が広がり、3D空間での新たなコンテンツ創出や経済活動の可能性が開かれる。メタプラットフォームは、今後のデジタルコンテンツ産業や仮想空間ビジネスの中核を担う存在になると考えられている。

VRoidとRAIDの連携に関する考察

VRoidとRAIDの連携は、3Dコンテンツ制作とメタバース体験の融合という点で非常に興味深い。この連携により、アマチュアからプロまで幅広いクリエイターが自作の3Dアバターを用いて、より没入感のある仮想空間でのインタラクションや創作活動を行えるようになる。これは、クリエイターエコノミーの新たな展開を示唆しており、コンテンツ制作の民主化とデジタル資産の価値向上につながる可能性がある。

一方で、この連携に伴う課題も考えられる。例えば、3Dアバターの著作権管理や、異なるプラットフォーム間でのデータ互換性の確保、さらにはメタバース空間内でのコンテンツモデレーションなどが挙げられる。これらの課題に対しては、ブロックチェーン技術を活用した著作権管理システムの導入や、業界標準のデータフォーマットの策定、AIを活用した自動モデレーションシステムの開発などが解決策として考えられるだろう。

今後、VRoidとRAIDの連携がさらに進化することで、より高度な3D空間でのクリエイティブ活動が可能になることが期待される。例えば、VRoidで作成したアバターにRAID内で動的なアニメーションを適用する機能や、複数のクリエイターが協力して大規模な3D環境を構築できるコラボレーションツールなどが実現すれば、メタバース空間での創造性がさらに広がるだろう。このような技術革新と創造の場の拡大が、デジタルコンテンツ産業全体の発展を加速させることに期待が高まる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「VRoidとRAIDが連携!クリエイターエコノミーの3D空間への拡大を目指し、ピクシブとJP UNIVERSEが3Dアバターの相互運用に合意 | ピクシブ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000035885.html, (参照 24-09-01).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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