ゼロワングランドスラム2024が競技内容を発表、Scratchとロボット競技で小学生のプログラミング力を競う

text: XEXEQ編集部


記事の要約

  • ゼロワングランドスラム2024の競技内容が決定
  • Scratchを使用したプログラミング競技を実施
  • 3種類のロボットから選択可能なロボット競技を導入
  • WEB予選対策の練習問題を公開中

ゼロワングランドスラム2024、進化した競技内容を発表

全国小学生プログラミング大会「ゼロワングランドスラム2024」の競技内容が発表された。今回の大会では、教育現場で広く使用されているビジュアルプログラミング言語「Scratch」を活用した競技が注目を集めている。WEB予選では、Scratchを用いた問題が18問出題され、参加者のプログラミング基礎力が試されることになる。[1]

ロボット競技においても新たな展開が見られる。「アーテックロボ」「KOOV」「SPIKEプライム」という3種類のロボットから1つを選択し、他の選手と対戦するという形式が採用された。この異種格闘技戦のような競技方式は、前回大会で好評を博したという経緯がある。

大会の規模も拡大している。予選突破後の1回戦は6つのブロックに分かれてオンラインで実施され、2回戦では実施会場が3箇所に増設された。東日本、西日本に加え、新たに中日本ブロック大会が追加されたことで、より多くの参加者がリアルな競技体験を得られる機会が増えたと言えるだろう。

WEB予選 1回戦 2回戦 決勝戦
競技内容 Scratchクイズ Scratchライブコーディング ハッカソン・デバッグ・ロボット競技 未発表
実施形式 オンライン オンライン リアル会場(3箇所) リアル会場
特徴 18問の問題に挑戦 6ブロックで実施 チーム戦 未定

ゼロワングランドスラム2024に関する考察

ゼロワングランドスラム2024の競技内容は、プログラミング教育の最新トレンドを反映していると言えるだろう。Scratchを活用した競技は、プログラミング初心者にも参加の門戸を開くと同時に、より高度なスキルを持つ参加者にも挑戦の機会を提供している。この多層的なアプローチは、幅広い層の小学生にプログラミングへの興味を喚起する可能性がある。

ロボット競技における3種類のロボットの選択制は、参加者の創造性と戦略性を引き出す工夫と言える。異なるロボット同士の対戦は、単にプログラミングスキルだけでなく、各ロボットの特性を理解し活用する能力も問われることになるだろう。この経験は、将来的に多様な技術やツールを使いこなす力の育成につながる可能性がある。

今後の課題としては、地域間の格差解消が挙げられる。リアル会場の増設は前向きな一歩だが、さらなる地方展開や、オンラインと対面のハイブリッド形式の導入など、より多くの小学生が参加できる環境整備が望まれる。また、プログラミングスキルの向上だけでなく、チームワークや問題解決能力など、総合的な能力の育成にも注目が集まるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「全国小学生プログラミング大会 ゼロワングランドスラム2024の競技内容が決定! WEB予選の対策にもなる練習問題も公開中 | 株式会社小学館集英社プロダクションのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001265.000002610.html, (参照 24-07-17).

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