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アクアスターと国際交流基金、カンボジア若手クリエイター向けオンライン講習会を開催、日本文化理解に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アクアスターと国際交流基金、カンボジア若手クリエイター向けオンライン講習会を開催、日本文化理解に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • アクアスターがカンボジアの若手クリエイター向けオンライン講習会を実施
  • 国際交流基金の「文化のWA 2.0」事業の一環として開催
  • 参加者の7割が日本文化の理解に役立ったと回答

アクアスターと国際交流基金、カンボジアの若手クリエイター向けオンライン技術講習会を開催

株式会社アクアスターは、2024年8月30日に国際交流基金(JF)と共同でカンボジアの若手クリエイター向けオンライン技術講習会を開催した。本講習会は「次世代共創パートナーシップ-文化のWA 2.0」事業の一環として実施され、プロのイラストレーターを目指す参加者に日本文化の理解を深める機会を提供した。[1]

講習会後のアンケートでは、参加者の7割が「日本文化の理解に役立った」と回答し、好評を博した。参加者数は62名で、30名がアンケートに回答している。「日本文化の理解に役立ったか」という質問に対し、33%が「とても役立った」、40%が「役立った」と答え、全体の約7割が効果を感じていることが明らかになった。

参加者からは「オンラインで先輩アーティストの話を聞く初めての機会で楽しかった」「カンボジアはイラストに関する日本からのサポートがもっと必要」といった声が寄せられた。また、「イラストの勉強方法」に関する質問では、90%が「独学」と回答し、学校や専門機関を利用しているのは10%にとどまることが判明した。

オンライン技術講習会の概要

項目 詳細
開催日 2024年8月30日
主催 株式会社アクアスター、国際交流基金(JF)
対象 カンボジアの若手クリエイター
参加者数 62名
アンケート回答数 30名
日本文化理解への効果 約7割が「役立った」と回答

次世代共創パートナーシップ-文化のWA 2.0について

次世代共創パートナーシップ-文化のWA 2.0とは、国際交流基金(JF)が実施する日本とASEANの交流促進と人材育成を目的とした包括的な人的交流事業である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 日本ASEAN友好協力50周年を契機に開始
  • 今後10年間にわたり集中的に実施予定
  • 「日本語パートナーズ事業」の継続を含む

本事業は、JFが2014年から2023年にかけて実施したアジアとの文化交流事業「文化のWA(和・環・輪)~知り合うアジア」を発展的に継承するものだ。特にASEAN各国から期待の大きかった「日本語パートナーズ事業」の継続を含んでおり、2023年12月17日に開催された日ASEAN特別首脳会議の場で岸田総理から発表された。

カンボジアのイラスト業界支援に関する考察

アクアスターと国際交流基金による今回の取り組みは、カンボジアのイラスト業界の発展に大きな影響を与える可能性がある。特に、参加者の90%が独学でイラストを学んでいるという事実は、専門的な教育機会の不足を示唆しており、このような技術講習会の重要性が浮き彫りになった。今後は、より長期的かつ体系的な教育プログラムの提供が求められるだろう。

一方で、オンライン形式での開催には課題も残る。参加者からは質疑応答の時間拡大を望む声もあり、双方向のコミュニケーションを充実させる工夫が必要だ。また、言語の壁や文化的な違いを考慮したコンテンツの開発も、今後の課題として挙げられるだろう。

今後の展望として、カンボジアのイラスト業界と日本のクリエイティブ産業との連携強化が期待される。技術指導だけでなく、ビジネスモデルの構築支援や国際的なネットワーキングの機会提供など、多角的なアプローチが求められる。こうした取り組みが継続されることで、カンボジアのクリエイティブ産業の成長と、日本とASEANの文化交流の深化につながるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アクアスターと国際交流基金、カンボジアの若手クリエイター向けにオンライン技術講習会を実施—7割が日本文化の理解に役立つと回答 | 株式会社アクアスターのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000055500.html, (参照 24-09-07).

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