AIツール「にじジャーニー」の使い方や機能、料金などを解説

text: XEXEQ編集部

にじジャーニーより

AIツール「にじジャーニー」とは

にじジャーニーは、アニメ風のイラスト生成に特化したAIツールです。Midjourneyをベースに開発されており、独自のアルゴリズムによってアニメ調の画像を生成することができます。ユーザーは簡単な文章（プロンプト）を入力するだけで、オリジナルのアニメイラストを作成できるのが特徴です。

このツールは、イラストレーターやデザイナーだけでなく、アニメファンや創作活動を楽しむ一般ユーザーにも人気があります。Discordというチャットプラットフォーム上で動作するため、操作も比較的簡単で、初心者でも気軽に利用できます。

にじジャーニーの始め方は、以下の通りです。

始める前に、Discordアカウントを持っていない場合は新規作成が必要です。また、スマートフォンでも利用可能ですが、PCでの使用がより快適でしょう。

にじジャーニーの使い方は、以下の通りです。

プロンプトは日本語でも英語でも入力可能です。ただし、より細かい指定をしたい場合は英語の方が適しているかもしれません。生成された画像は、保存やアップスケール、バリエーション作成などの操作ができます。

にじジャーニーの料金は、以下の通りです。

料金プランは定期的に更新される可能性があります。最新の情報は公式サイトで確認することをおすすめします。

にじジャーニーのメリットは、以下の通りです。

メリット	メリットの詳細
アニメ特化	アニメ風のイラスト生成に特化しているため、高品質なアニメイラストを作成できる
使いやすさ	Discordを通じて簡単に操作でき、複雑な設定が不要
多様な表現	プロンプトの工夫により、様々なスタイルや表現のイラストを生成可能

これらのメリットにより、プロのイラストレーターからアマチュアまで幅広いユーザーに支持されています。特に、アイデアの可視化や素材作りに役立つツールとして評価が高いです。

一方、にじジャーニーのデメリットとしては、以下が挙げられます。

デメリット	デメリットの詳細
著作権の問題	生成された画像の著作権や利用範囲に関して不明確な部分がある
学習データの制限	特定のアーティストやキャラクターの模倣が難しい場合がある
完全な制御の難しさ	プロンプトだけでは細部まで完全に制御することが困難

これらのデメリットは、AIアート全般に共通する課題でもあります。にじジャーニーを使用する際は、これらの点に注意しながら利用することが重要です。

「にじジャーニーの機能・特徴」に関して、以下3つを簡単に解説していきます。

にじジャーニーの最大の特徴は、高品質なアニメイラストを生成できることです。一般的なAI画像生成ツールと比較して、よりアニメ調の絵柄や構図を再現することができます。キャラクターの表情や背景の細部まで、アニメ風の表現が可能です。

この機能により、イラストレーターの作業効率化やアマチュアのクリエイティブ活動支援など、幅広い用途で活用されています。ただし、特定のアーティストのスタイルを完全に模倣することは難しいため、オリジナルの作品制作に適していると言えるでしょう。

にじジャーニーでは、プロンプトを使って細かい指定ができます。キャラクターの髪の色、服装、表情、ポーズなどを文章で指定することで、イメージに近いイラストを生成できます。また、アートスタイルや画風の指定も可能です。

プロンプトの書き方によって生成される画像が大きく変わるため、ユーザーの創造性や表現力が問われます。効果的なプロンプトの作成スキルを磨くことで、より理想的なイラストを生成できるようになります。

にじジャーニーには、生成した画像を編集・加工する機能も備わっています。アップスケール（画像の高解像度化）、バリエーション（類似画像の生成）、リピート（同じプロンプトでの再生成）などが可能です。

これらの機能を使うことで、生成された画像をさらに洗練させたり、新しいアイデアを探索したりすることができます。ただし、細部の修正や特定の部分だけの変更は難しいため、従来の画像編集ソフトと併用することで、より完成度の高い作品を作ることができるでしょう。

にじジャーニーの活用例は、以下の通りです。

活用例	活用例の詳細
キャラクターデザイン	小説や漫画のキャラクターイメージを視覚化し、デザインのアイデアを得る
イラスト素材作成	ブログやSNS投稿用のオリジナルイラスト素材を短時間で作成
コンセプトアート	ゲームや映像作品の世界観やシーンのイメージを素早く可視化