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公開：2024-09-20

インテックがPROTO社のパートナーに、ホログラフィック通信プラットフォームで次世代遠隔コミュニケーションの実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• インテックがPROTO社のパートナーに認定
• ホログラフィック通信プラットフォームを共同開発
• FIT2024でデモンストレーションを実施予定

インテックがPROTO社のパートナーとしてホログラフィック通信サービスを開発

TISインテックグループの株式会社インテックは、米国PROTO社の世界初のAI搭載された双方向型ホログラフィック通信プラットフォームのパートナーとして認定された。インテックは2024年9月19日に発表を行い、PROTO社とともにホログラム技術を用いた新しいインタラクティブな遠隔コミュニケーションサービスの開発に着手する。^[1]

ホログラフィック通信は、離れた場所でもまるで本人が目の前にいるかのような臨場感を体験できる次世代の遠隔コミュニケーション技術だ。インテックはこの技術に着目し、仮想世界と現実世界の融合による新しいユーザー体験の実現に向けて研究を進めてきた。金融や公共、製造、医療など様々な分野での業務システム構築の実績が評価され、PROTO社からパートナーとして認定されるに至った。

インテックは今後、ホログラム技術を活用した窓口業務をはじめとするユースケースの実証実験を行い、ホログラフィック通信の金融、公共・行政領域等への活用やユーザー利用価値の探索を進める。また、2024年10月に東京で開催される「FIT2024」(金融国際情報技術展)に出展し、PROTO社の製品紹介やリモート接客をテーマとしたデモンストレーションを実施する予定だ。

ホログラフィック通信プラットフォームの特徴まとめ

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ホログラム技術について

ホログラム技術とは、3D映像を空中に投影する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 立体的な映像を空間に表示可能
• 視点を変えても立体的に見える
• リアルタイムでのインタラクションが可能

PROTO社が提供するホログラフィック通信プラットフォームは、このホログラム技術を活用して遠隔地にいる人物をリアルタイムで立体的に投影することができる。インテックはこの技術を金融機関の窓口業務や公共サービスなど、様々な分野に応用することで、より臨場感のあるコミュニケーションを実現し、顧客サービスの向上や業務効率化につなげることを目指している。

ホログラフィック通信プラットフォームに関する考察

PROTO社のホログラフィック通信プラットフォームとインテックの業務システム構築の知見を組み合わせることで、金融や公共サービスにおける顧客対応の質が大幅に向上する可能性がある。特に、専門知識を要する相談や複雑な手続きの説明などにおいて、ホログラム技術を用いたリアルタイムのコミュニケーションは、対面でのやり取りに近い臨場感を提供し、顧客満足度の向上につながるだろう。

一方で、ホログラフィック通信の普及には、高速で安定したネットワーク環境の整備やプライバシー保護の課題が存在する。また、ユーザーの受容性や操作の習熟度によっては、従来の対面やビデオ通話よりも利用のハードルが高くなる可能性もある。これらの課題に対しては、段階的な導入やユーザーフレンドリーなインターフェースの開発、セキュリティ対策の強化などが解決策として考えられる。

今後、ホログラフィック通信技術がさらに進化することで、遠隔医療や教育、エンターテインメントなど、より幅広い分野での応用が期待される。インテックとPROTO社の協業により、日本市場に適したユースケースの開発や、既存のITインフラとの統合が進むことで、ホログラフィック通信が次世代のコミュニケーション基盤として確立されていくことが期待できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「世界初のホログラフィック通信プラットフォームを提供する米国PROTO社が、インテックをパートナーとして認定 | ＴＩＳ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001631.000011650.html, (参照 24-09-20).

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