SBテクノロジーがdailyAIの新機能「社内ファイル」を提供開始、SharePoint Online連携でAI活用を促進
PR TIMES より
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記事の要約
- SBTがSharePoint Online連携のdailyAI機能を提供開始
- 全プランをGPT-4o miniに対応し、検索効率向上を実現
- 社内データを活用した生成AIとの対話が可能に
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SBテクノロジーが提供するdailyAIの新機能と価格プラン
SBテクノロジー株式会社は、生成AIサービス「dailyAI」にSharePoint Onlineと連携し社内データを活用できる「社内ファイル」機能を追加し、2024年9月20日より提供を開始した。この新機能により、社内規定や企画書といった社外秘情報を含む社内データに対して、セキュアな環境で生成AIとの対話が可能になった。[1]
dailyAIのサービスラインアップは「lite」と「standard」にリニューアルされ、両プランとも最新モデル「GPT-4o mini」に対応している。liteプランでは「ダイレクトトーク」と「アップロードファイル」機能が利用可能であり、standardプランではこれらに加えて「社内ファイル」機能も利用できる。
「社内ファイル」機能は、SharePoint Onlineと連携することで、社内データを利用した生成AIとの対話を実現する。最大10個までのインデックス設定が可能で、Word、PPT、Excel、CSV、TXT、PDFなどのデータ形式に対応している。また、100種類以上の目的別プロンプトテンプレートが用意され、即座に生成AIとの対話を開始できる。
dailyAIの価格プランと機能比較
lite | standard | |
---|---|---|
価格 | 10万円/月(税別) | 18万円/月(税別) |
トークン数上限 | 5,000万トークン/月 | 5,000万トークン/月 |
提供機能 | ダイレクトトーク、アップロードファイル | ダイレクトトーク、アップロードファイル、社内ファイル |
SharePoint Online連携 | なし | 最大50GB、最大10個のインデックス |
契約期間 | 6か月単位 | 6か月単位 |
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RAGについて
RAGとは、Retrieval-Augmented Generation(検索拡張生成)の略称で、生成AIの回答精度を向上させるための技術である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 大規模言語モデルと外部知識ベースを組み合わせて使用
- ユーザーの質問に関連する情報を外部データから検索して回答を生成
- 最新の情報や専門知識を含んだ回答が可能
dailyAIの「社内ファイル」機能では、RAGを活用することでSharePoint Onlineに格納された膨大な社内データの中から、回答と関連性の高いファイルデータを複数参照できるようになっている。これにより、生成AIの回答精度が向上し、より具体的で正確な情報提供が可能となっている。
dailyAIの新機能に関する考察
dailyAIの新機能である「社内ファイル」は、企業内の情報共有と活用において革新的な可能性を秘めている。特に、SharePoint Onlineとの連携により、既存のクラウドストレージを活用しつつ生成AIの能力を最大限に引き出せる点が優れている。また、RAGやクエリ拡張、リランキングなどの技術を組み合わせることで、検索精度と回答の質が大幅に向上することが期待できる。
一方で、今後の課題としては、社内データの機密性保持と生成AIの活用のバランスが挙げられる。特に、機密情報の取り扱いに関するガイドラインの策定や、AIが生成した回答の品質管理が重要になるだろう。これらの課題に対しては、アクセス権限の細かな設定や、AIの出力結果を人間がレビューするプロセスの導入などが解決策として考えられる。
今後、dailyAIには他のクラウドストレージサービスとの連携拡大や、より高度な自然言語処理機能の追加が期待される。例えば、マルチモーダルAIの導入により、テキストだけでなく画像や音声データも含めた総合的な情報分析が可能になるかもしれない。このような進化により、dailyAIは企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる重要なツールとなる可能性を秘めている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「生成AIサービス「dailyAI」がSharePoint Onlineと連携し社内データを生成AIに活用できる機能を提供開始 | SBテクノロジー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000593.000007357.html, (参照 24-09-22).
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