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コンテックがRaspberry Pi ベースの小型PLC CPI-PS10CM4を発売、CODESYS搭載でI/O拡張性を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

コンテックがRaspberry Pi ベースの小型PLC CPI-PS10CM4を発売、CODESYS搭載でI/O拡張性を強化

PR TIMES より


記事の要約

  • コンテックがRaspberry Pi ベースの小型PLC発売
  • CODESYS ソフトウェアPLCを搭載し高機能化
  • HATサイズボードでI/O拡張が可能に

コンテックがRaspberry Pi ベースの小型組み込み用PLC CPI-PS10CM4を発売

株式会社コンテックは、CODESYS ソフトウェアPLCを搭載したRaspberry Pi ベースの小型組み込み用オールインワンPLC「CPI-PS10CM4」を開発し、2024年9月26日より当社直営の通販サイトCONTEC e-shop限定で販売を開始した。本製品はHATサイズボードでI/O機能を拡張でき、Raspberry Piの高いコストパフォーマンスとカスタマイズ性を計測制御分野に応用利用するための周辺機器として展開される。[1]

CPI-PS10CM4は、Raspberry Piの最新組み込み用モジュールCompute Module 4 (CM4)を採用し、ArmベースのクアッドコアCPUによる高性能を実現している。さらに、RAS / RTC機能を拡張し、信頼性・耐環境性・長期運用の要求を満たした産業用グレード製品となっている。世界で最も使われているソフトウェアPLC「CODESYS」をプレインストールしており、国際標準IEC 61131-3準拠のPLC言語でプログラムが可能だ。

本製品の特長として、HATサイズボード「CPIシリーズ」によるI/O拡張機能がある。デジタル入出力、アナログ入出力、カウンタなどの豊富なHATサイズボード資産を活用して、信号入出力・通信インターフェイスを自在に拡張できる。また、産業ネットワーク通信機能が充実しており、Modbus、EtherCAT、PROFINET、EtherNet/IPに対応しているため、リモートI/O製品の通信制御やFA制御機器とのM2M通信が可能となっている。

CPI-PS10CM4の主な機能まとめ

プロセッサ ソフトウェアPLC I/O拡張 産業ネットワーク対応
特徴 Raspberry Pi CM4 CODESYS HATサイズボード 多様なプロトコル対応
利点 高性能クアッドコアCPU IEC 61131-3準拠 豊富な拡張オプション FA機器との連携容易
機能 RAS / RTC機能拡張 PLC言語プログラミング 信号入出力拡張 M2M通信対応
CPI-PS10CM4の製品情報はこちら

PLCについて

PLCとは、Programmable Logic Controllerの略称で、工場の生産ラインや機械制御などの自動化システムで使用されるデジタル制御装置のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • プログラム可能な論理制御装置
  • 産業用途に特化した堅牢な設計
  • リアルタイム制御が可能

コンテックが開発したCPI-PS10CM4は、従来のPLCの機能をソフトウェアで実現したソフトウェアPLCを採用している。これにより、Raspberry Piの汎用性と拡張性を活かしつつ、産業用途に必要な機能を実現している。CODESYSを搭載することで、国際標準規格に準拠したプログラミング環境を提供し、様々な制御アプリケーションの開発を可能にしている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「CODESYS ソフトウェアPLCを搭載、HATサイズボードでI/O拡張可能なRaspberry Pi 4 ベースの小型組み込み用オールインワンPLCを新発売、CONTEC e-shopで販売開始 | 株式会社コンテックのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000029688.html, (参照 24-09-28).

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