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公開：2024-10-04

YOZBOSHIがConnected Baseの多言語ドキュメント解析機能を追加、85言語・7通貨に対応し業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Connected Baseが多言語ドキュメント解析に対応
• 85言語・7通貨に対応し業務効率化を実現
• オートデジタイゼーション機能で自動化を加速

Connected Baseが多言語ドキュメント解析機能を追加

株式会社YOZBOSHIは、丸投げ電子化サービス「Connected Base」の多言語ドキュメント解析機能を2024年10月3日にリリースした。この新機能により、日本語以外の言語で記載された各種ドキュメントの自動解析が可能となり、海外取引などで発生する多言語文書の処理効率が大幅に向上している。^[1]

Connected Baseの多言語解析機能は、独自AIを活用したオートデジタイゼーション技術により、言語に縛られずに対象箇所の抽出を行うことができる。現在85言語・7通貨に対応しており、顧客のニーズに応じて通貨種別を増やすことも可能だ。これにより、グローバルビジネスにおける文書処理の効率化と正確性の向上が期待できる。

この機能追加の背景には、2024年1月より本格施行された電子帳簿保存法がある。取引単位での電子データ保存が必要となり、多様な経路からのデータ取り込みや手作業での移動による業務負荷増加が課題となっていた。Connected Baseの新機能は、こうした課題に対応し、業務の自動化を加速させることで、業務効率の改善と人為的ミスの低減を実現している。

Connected Base多言語解析機能の概要

Connected Baseの詳細はこちら

オートデジタイゼーション機能について

オートデジタイゼーション機能とは、業務プロセス内の様々な書類のデジタル化（データ化）を、生成AIを利用した高精度AI解析によって自動化する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 生成AIを活用した高精度な文書解析
• 多言語・多通貨に対応した自動データ抽出
• 業務プロセスの自動化による効率向上

Connected Baseのオートデジタイゼーション機能は、電子帳簿保存法への対応を容易にする。この機能により、企業は保存要件および検索要件を満たしつつ、「自動的に収集⇒内容精査⇒書き起こし⇒保存」までの一連のプロセスを自動化できる。これにより、従来の電子化作業にあった「予想以上に大変」「ツールを導入しても工数削減が進まない」といった課題を解決することが可能となる。

Connected Baseの多言語解析機能に関する考察

Connected Baseの多言語解析機能は、グローバル化が進む企業の文書管理における大きな課題を解決する可能性を秘めている。85言語・7通貨という幅広い対応範囲は、多国籍企業や海外取引の多い企業にとって非常に魅力的だ。特に、電子帳簿保存法の施行により複雑化した文書管理の要件を、AIによる自動化で効率的に満たせる点は高く評価できるだろう。

しかし、この技術の普及に伴い、データセキュリティやプライバシー保護に関する新たな課題が浮上する可能性がある。多言語文書には機密情報が含まれることも多く、AIによる自動処理過程でのデータ漏洩リスクを最小限に抑える対策が不可欠だ。この課題に対しては、エンドツーエンドの暗号化やアクセス権限の厳格な管理など、より高度なセキュリティ機能の実装が解決策となるかもしれない。

今後は、AIの精度向上に加え、ブロックチェーン技術との統合によるデータの改ざん防止機能や、リアルタイムでの多言語翻訳機能の追加が期待される。また、法改正や新たな国際会計基準への迅速な対応機能も重要になるだろう。Connected Baseには、こうした技術革新を先取りし、グローバルビジネスの効率化と透明性向上に貢献し続けることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Connected Base、様々な言語や通貨表記のドキュメントの自動解析に対応 | 株式会社YOZBOSHIのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000100174.html, (参照 24-10-04).

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