AiHUBがバーチャルヒューマン「Sali」を開発、SoftBank World 2024にてナビゲーターとして登場

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

AiHUBがバーチャルヒューマン「Sali」を開発
SoftBank World 2024にてSaliがナビゲーター役に
SB IntuitionsとLINEヤフーとの共同研究成果

バーチャルヒューマン「Sali」がSoftBank World 2024に登場

AiHUB株式会社はSB Intuitions株式会社およびLINEヤフー株式会社と共同で、バーチャルヒューマン「Sali」を用いた対話システム構築の研究を行っている。この「Sali」を2024年10月3日に開催される「SoftBank World 2024」の展示ブースに出展することを2024年10月2日に発表した。^[1]

「Sali」はSB Intuitionsの国産LLM（大規模言語モデル）とLINEヤフーのテキスト音声合成技術を、AiHUBのバーチャルヒューマン"Sali"のキャラクターにインターフェースしたバーチャルヒューマンだ。音声やテキスト入力、画像認識、記憶等を活用したマルチモーダルなコミュニケーションが可能となっている。

SoftBank World 2024は「加速するAI革命。未来を見据え、いま動く。」をテーマに開催される。10月3日は臨場開催のみ（限定招待制）、10月4日はオンライン開催（事前登録制）となっており、AI（人工知能）の活用の加速に向けた講演や特別セッションなどが予定されている。

バーチャルヒューマン「Sali」の特徴まとめ

	技術提供	主な特徴	コミュニケーション方法
言語モデル	SB Intuitions	国産LLM	テキスト対話
音声合成	LINEヤフー	キャラクター性を踏まえた合成	音声対話
キャラクター	AiHUB	バーチャルヒューマン開発	視覚的インターフェース
統合技術	AiHUB	AIオーケストレーション	マルチモーダル対話

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AIオーケストレーションについて

AIオーケストレーションとは、複数のAI技術を効果的に組み合わせて最適な結果を引き出す仕組みのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

複数のAI技術の連携と統合
各AI技術の長所を活かした最適化
シームレスなユーザー体験の実現

バーチャルヒューマン「Sali」の開発においても、AIオーケストレーションが重要な役割を果たしている。SB IntuitionsのLLM、LINEヤフーの音声合成技術、AiHUBのバーチャルヒューマン技術を効果的に組み合わせることで、音声、表情、動きなどのさまざまな要素が協調して動く高度なAIキャラクターを実現しているのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「SoftBank World 2024にてAiHUBのバーチャルヒューマン「Sali」がナビゲーターとして登場 | AIHUB株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000123123.html, (参照 24-10-04).

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