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公開：2024-10-08

ONE ACTがAlchemistXプログラムに採択、米国市場でのBtoBトラクション獲得を目指す

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ONE ACTがAlchemistXプログラムに採択
• JETROとAlchemistXが主催するGSAPに参加
• 米国市場拡大を目指しBtoBトラクション獲得

ONE ACTがAlchemistXプログラムに採択され米国市場拡大へ

株式会社ONE ACTは、世界トップクラスのアクセラレーターAlchemistXが主催するアクセラレーションプログラム「GSAP: Global Startup Acceleration Program」のBtoB Commercial Tractionコースに選定された。このプログラムは2024年9月から24週間にわたり実施され、グローバル展開に向けた支援を受けながら米国でのトラクション獲得を目指す。^[1]

GSAPは、ジェトロが内閣府と経済産業省の協力のもと、国内スタートアップ企業の海外展開を支援するプログラムだ。5年目を迎える今年は、米国市場参入準備が整った企業向けの「BtoB Commercial Traction コース」が新設され、スタンフォード大学発のアクセラレーター『StartX』と実施する「AI/Sustainabilityコース」など、計6つのコースが用意されている。

ONE ACTは、世界初のAIによる動的価格管理を搭載したソースコードマーケットプレイス「PieceX」を開発運営している。PieceXは、ソースコードをグローバルで取引することで、買い手企業のソフトウェア開発時間とコストを80％以上削減し、売り手企業には新たな継続収益をもたらす革新的なプラットフォームだ。現在220以上の国と地域にユーザーを抱え、急成長を続けている。

GSAPプログラムの概要

GSAPプログラムの詳細はこちら

ソースコードマーケットプレイスについて

ソースコードマーケットプレイスとは、プログラマーやソフトウェア開発者が作成したソースコードを売買するオンラインプラットフォームのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 開発時間とコストの大幅削減が可能
• 売り手に新たな収益機会を提供
• グローバルな取引によりイノベーションを促進

ONE ACTが開発運営するPieceXは、AIによる動的価格管理を世界で初めて導入したソースコードマーケットプレイスだ。この革新的な機能により、需要と供給に基づいた最適な価格設定が可能となり、より効率的な取引を実現している。PieceXは現在、220以上の国と地域にユーザーを持ち、グローバルなソフトウェア開発エコシステムの構築に貢献している。

GSAPプログラムへの採択に関する考察

ONE ACTがGSAPプログラムに採択されたことは、同社の技術力とビジネスモデルの革新性が国際的に認められた証左といえるだろう。特にBtoB Commercial Tractionコースへの選定は、PieceXの米国市場における潜在的な価値と成長可能性を示唆している。このプログラムを通じて、ONE ACTは米国の大手テクノロジー企業や投資家とのネットワークを構築し、事業拡大に向けた具体的な戦略を練ることができるはずだ。

しかし、米国市場への本格参入には様々な課題も予想される。特に、既存の大手プラットフォームとの競合や、各国の法規制への対応、知的財産権の保護などが重要な論点となるだろう。ONE ACTには、これらの課題に対して柔軟かつ戦略的に対応し、PieceXの独自性と価値を明確に打ち出していくことが求められる。

今後、ONE ACTには米国市場でのプレゼンス確立だけでなく、そこで得た知見やネットワークを活かしたグローバル展開の加速が期待される。ソースコードマーケットプレイスという新しい分野で、日本発のテクノロジー企業が世界市場でどのような成果を上げていくのか、その動向から目が離せない。ONE ACTの成功は、日本のスタートアップエコシステム全体に大きな刺激を与える可能性を秘めている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ONE ACT、世界トップクラスのアクセラレーターAlchemistXプログラムに採択 | 株式会社ONE ACTのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000015662.html, (参照 24-10-08).
2. SAP. https://www.sap.com/japan/index.html
3. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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