ロート製薬がEVs産生用AOF培地StemNaviを発売、再生医療の技術発展に貢献
PR TIMES より
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記事の要約
- ロート製薬がEVs産生用AOF培地を発売
- StemNaviはヒト・動物由来成分不使用
- 再生医療の技術発展に貢献する製品
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ロート製薬がEVs産生用AOF培地StemNaviを発売
ロート製薬株式会社は2024年10月9日より、細胞外小胞(EVs)産生用AOF(Animal Origin Free)培地「StemNavi」の販売を開始した。本製品は動物・ヒト由来成分を含まない培地であり、再生医療の技術発展に貢献することを目指している。[1]
StemNaviは日本再生医療学会のガイダンスに沿った製品で、動物由来成分を含まないXeno-Free培地として推奨されている。ロート製薬は今後グローバル市場向けのAOF培地開発を進め、欧州やアジア各国でもStemNaviを展開する予定だ。
本製品は血清等の動物由来およびヒト由来原料を使用していないため、ウイルス等の汚染リスクを低減できる。また、抗生物質やフェノールレッドを含まず、Ready-to-use培地として解凍後すぐに使用可能となっている。
StemNaviの特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | hMSC expansion AOF w/o Phenol Red |
主な特長 | 動物・ヒト由来成分不使用、ウイルス汚染リスク低減 |
構成 | 化学的に定義された成分のみ |
使用方法 | Ready-to-use、解凍後すぐ使用可能 |
価格 | 66,000円(税込) |
発売日 | 2024年10月9日 |
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細胞外小胞(EVs)について
細胞外小胞(EVs)とは、細胞から分泌される脂質二重膜構造を有する小胞の総称であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 組織再生を促す成長因子を含む
- 細胞間の情報伝達物質を含有
- 細胞間コミュニケーションを促進
EVsはエクソソームなどを含み、細胞から分泌されることで細胞間の情報伝達や組織再生に重要な役割を果たしている。StemNaviはこのEVsの産生に特化したAOF培地であり、再生医療の研究や臨床応用において、安全性の高い培養環境を提供することが期待されている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「動物・ヒト由来成分を含まない細胞外小胞(EVs)※1産生用AOF(Animal Origin Free)培地 「StemNaviTM※2」を新発売 | ロート製薬株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000377.000044879.html, (参照 24-10-09).
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