TSファイルとは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

TSファイルとは

TSファイルとは、TypeScriptのソースコードを格納するファイルのことを指します。TypeScriptは、Microsoftが開発したプログラミング言語で、JavaScriptに型定義などの機能を追加した言語です。

TSファイルの拡張子は「.ts」となります。TypeScriptで記述されたコードは、最終的にJavaScriptにコンパイルされて実行されるため、ブラウザや Node.js 環境で動作することができるのです。

TypeScriptの主な特徴として、静的型付けがあります。変数や関数の引数、戻り値などに型を指定することで、コンパイル時にエラーを検出し、バグを防ぐことができます。これにより、コードの品質と保守性が向上するでしょう。

また、TSファイルではES6(ECMAScript 2015)以降の機能を使用できます。クラス、モジュール、アロー関数、デストラクチャリングなど、JavaScriptの最新機能を活用してコードを記述できるのが魅力です。

TSファイルを使用するには、TypeScriptコンパイラ(tsc)が必要となります。tscを使ってTSファイルをコンパイルすることで、JavaScriptのコードが生成されます。生成されたJavaScriptファイルを実行環境で動作させることができるでしょう。

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