桑名市がマインクラフトプログラミング講座を実施、参加者全員が楽しく学べたと回答し大好評

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

桑名市でマインクラフトプログラミング講座を実施
参加者全員が「楽しく学べた」と回答
REDEEがデジタル人材育成の場を提供

桑名市主催のマインクラフトプログラミング講座が大好評

REDEE株式会社は、三重県桑名市主催のもと、マインクラフトエデュケーションを活用したプログラミング講座を2024年9月29日に実施した。桑名市役所会議室で行われた2時間の教室では、参加者が集中力を切らすことなく、夢中でプログラミングを楽しみながら習得する様子が見られた。参加者36名全員から「楽しく学べた」との回答を得るなど、大好評の結果となっている。^[1]

参加者と保護者からは、プログラミングの面白さや理解しやすさ、親子で楽しめる時間が持てたことなどが高く評価された。特に、プログラミングを通じて物づくりができる点や、遊びの中で学べる点が魅力として挙げられている。また、普段プログラミングに触れる機会が少ない子どもたちにとって、新しい発見の場となったことがうかがえる。

REDEEは、プログラミングを中心としたデジタル技術の習得を通じて、自己解決能力や創造力を養う「サードプレイス」の提供を目指している。この取り組みは、地域や国が直面するデジタル人材育成の課題解決に向けた重要な一歩となっており、今後も学べる環境を整え、人材を育成していく場の創造に注力していく方針だ。

桑名市マインクラフトプログラミング講座の概要

項目	詳細
開催日時	2024年9月29日（日）
会場	桑名市役所会議室
主催	桑名市スマートシティ推進課
実施企業	REDEE株式会社
参加者数	36名
講座内容	マインクラフトエデュケーションを活用したプログラミング
参加者評価	全員が「楽しく学べた」と回答

サードプレイスについて

サードプレイスとは、家庭（ファーストプレイス）や職場・学校（セカンドプレイス）とは異なる、個人の居場所となる第三の場所のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

自由に出入りでき、くつろげる場所
多様な人々との交流が可能
個人の成長や創造性を育む環境

REDEEが提供するサードプレイスは、プログラミングを中心としたデジタル技術の習得の場として機能している。この場所では、参加者が自己解決能力や創造力を養いながら、楽しくプログラミングを学ぶことができる。桑名市での講座のように、子どもたちがマインクラフトを通じてプログラミングを学ぶ環境は、まさにこのサードプレイスの概念を体現したものと言えるだろう。

マインクラフトを活用したプログラミング教育に関する考察

マインクラフトを活用したプログラミング教育の最大の利点は、子どもたちが親しみやすいゲーム環境を通じて、プログラミングの基礎を楽しく学べる点にある。従来のテキストベースのプログラミング学習と比較して、視覚的な要素が豊富なマインクラフトは、子どもたちの興味を引きつけ、長時間の集中を可能にしている。さらに、物づくりの要素を含むことで、プログラミングの実用性や創造性を直感的に理解させることができる点も大きな魅力だろう。

しかし、このようなゲーム型学習環境には、ゲーム自体に夢中になりすぎて学習目的が薄れてしまう可能性という課題もある。また、マインクラフトを使用したプログラミング環境と実際の開発環境との差異が、将来的なプログラミングスキルの転用を難しくする可能性も懸念される。これらの課題に対しては、ゲーム要素と学習要素のバランスを適切に保つカリキュラム設計や、マインクラフトで学んだ概念を他のプログラミング環境に応用する機会を設けるなどの対策が考えられるだろう。

今後は、マインクラフトを入口としつつ、より実践的なプログラミング言語やツールへの橋渡しとなるような段階的な学習プログラムの開発が期待される。また、AIやIoTなどの最新技術をマインクラフト上で体験できるような拡張機能の追加も、子どもたちの興味を引き出し、より幅広いデジタルスキルの習得につながる可能性がある。REDEEには、こうした新しい教育コンテンツの開発と、地域のニーズに合わせたカスタマイズを通じて、より効果的なデジタル人材育成の場を提供し続けることを期待したい。