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オリオラスがJOYCRAFT DIYシリーズの新製品を発表、R2R型DACを搭載したUSB DACと真空管ヘッドフォンアンプを10月21日に発売

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • オリオラスがJOYCRAFT DIY新作を発表
  • R2R型DACを搭載したUSB DAC「OA-JC3」
  • 真空管ヘッドフォンアンプ「OA-JC5」

オリオラスがJOYCRAFT DIYシリーズの新製品を発表

オリオラスは、OriolusブランドのDIYオーディオ「JOYCRAFT DIY series」の新作として、R2R型DACを搭載した真空管内蔵USB DAC「OA-JC3」を28,600円で、真空管ヘッドフォンアンプの「OA-JC5」を24,200円で、どちらも10月21日に発売する。これらの製品は、ユーザーが自分で組み立てる設計となっており、高品質なオーディオ体験を手頃な価格で提供することを目指している。[1]

OA-JC3は、5年の開発期間を経て完成した超小型のR2R型DACモジュールを搭載しており、抵抗誤差を0.1%以内に抑えることで高精度な音質を実現している。増幅部には12AU7真空管を採用し、中音域のディテールを高め、豊かで滑らかな音色を表現することが可能となっている。

一方、OA-JC5は真空管ヘッドフォンアンプで、前段に12AU7真空管、後段に2SA1943および2SC5200トランジスタを配置したハイブリッド構成を採用している。この設計により、真空管特有の温かみとトランジスタの正確さを兼ね備えた、豊かでクリアな音質を提供することが可能となっている。

JOYCRAFT DIYシリーズ新製品の主な仕様

OA-JC3 (USB DAC) OA-JC5 (ヘッドフォンアンプ)
価格 28,600円 24,200円
主な特徴 R2R型DAC搭載、真空管内蔵 真空管とトランジスタのハイブリッド構成
SN比 83dB 90dB
全高調波歪率+ノイズ 0.15%@1kHz 0.4%@1KHz
最大出力 2V(rms) 1W@16Ω

R2R型DACについて

R2R型DACとは、ラダー型DACとも呼ばれる抵抗ネットワークを使用したデジタル-アナログ変換器のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 高精度な音質再現が可能
  • 低ジッターで自然な音場を表現
  • 製造に高い精度が要求される

OA-JC3に搭載されているR2R型DACは、5年の開発期間を経て完成した超小型モジュールである。抵抗誤差を0.1%以内に抑えることで、高精度な音質を実現している。これにより、多く普及しているΔΣ構造のオーディオ用DACとは異なる高精度な音質を提供することが可能となり、中音域のディテールを高め、豊かで滑らかな音色を表現することができる。

参考サイト

  1. ^ 株式会社サイラス. 「JOYCRAFT DIY series - 株式会社サイラス 音響機器販売サイト(CYRAS DIRECT)」. https://www.cyras.jp/156966.html, (参照 24-10-17).

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