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公開：2024-10-18

すきだよがカップルTechアプリで資金調達、East VenturesやANRIから獲得しサービス開発を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• すきだよがカップルTechアプリで資金調達
• East VenturesやANRIから資金を獲得
• カップル・夫婦の関係性改善を目指す

カップルTechのすきだよが資金調達を実施

株式会社すきだよは、カップルや夫婦の関係性悪化を予防するカップルTechアプリの開発を行っており、このたびEast Ventures株式会社、ANRI株式会社、G-STARTUPファンドよりプレシードラウンドの資金調達を実施したことを2024年10月15日に発表した。同社は「誰もが大切な人とずっと幸せでいられる社会へ」をビジョンに掲げ、テクノロジーを活用してカップルや夫婦の支援を行うことを目指している。^[1]

すきだよが開発する「ふたり会議」アプリは、カップルや夫婦間の対話を促進し、関係性の悪化を未然に防ぐサービスだ。このアプリを通じて、パートナー同士で記念日や育休、収入や貯蓄に関する質問を投げかけ合うことで、日常生活や将来設計におけるすれ違いを防ぎ、健全で強固なパートナーシップの構築をサポートする。

今回の資金調達により、ユーザー体験向上のための機能拡充やアップデート、事業拡大に伴う人材採用が進められる予定だ。すきだよは、世界中のカップル・夫婦が直面する課題に寄り添い、相互理解を深めるための新たなコミュニケーションツールとして、世界一のカップルTechサービスの開発を目指している。

カップルTechアプリ「ふたり会議」の特徴

ふたり会議の詳細はこちら

カップルTechについて

カップルTechとは、カップルや夫婦の関係性を維持・改善するためのテクノロジーを活用したサービスやアプリケーションのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 対話促進ツールとしての機能
• 日常生活や将来設計におけるすれ違い防止
• テクノロジーを活用した関係性改善サポート

カップルTech市場は、海外ではすでに1,000万ダウンロードを超える注目の市場となっている。一方、日本国内ではマッチングアプリや育児支援アプリなどは多く存在するものの、交際中のカップルや結婚後の夫婦をテクノロジーで支援するサービスはまだ少ない状況にある。

カップルTechアプリ「ふたり会議」に関する考察

「ふたり会議」アプリの登場は、現代社会における家族観や結婚観の多様化に対応する重要な一歩だと言える。共働き世帯の増加や価値観の変化に伴い、パートナー間のコミュニケーションの重要性が高まっており、このようなテクノロジーを活用したアプローチは時宜を得たものだろう。ただし、アプリを通じたコミュニケーションが実際の対話を置き換えてしまう危険性には注意が必要だ。

今後の課題としては、ユーザーのプライバシー保護や、カップル間の力関係の不均衡によるアプリの悪用防止が挙げられる。これらの問題に対しては、セキュリティ強化や倫理的なガイドラインの策定、さらには専門家によるサポート体制の整備などが考えられる。また、AIやビッグデータ解析を活用した、より洞察に富んだアドバイス機能の追加も、サービスの価値向上につながるだろう。

「ふたり会議」の今後の展開としては、国際化対応や異文化カップル向けの機能拡充が期待される。さらに、LGBTQカップルや多様な家族形態に対応したカスタマイズ機能の追加も、サービスの包括性を高める上で重要だ。カップルTechの先駆者として、すきだよには社会的課題の解決と個人の幸福追求の両立を実現するサービス開発を期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「カップルTechのすきだよ、East VenturesやANRIより資金調達を実施 | 株式会社すきだよのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000053340.html, (参照 24-10-18).

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