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SOLIZEがHP Jet Fusion 5620とProcess Developmentパッケージを導入、3Dプリント最終製品の適用拡大へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • SOLIZEがHP Jet Fusion 5620を導入
  • Process Developmentパッケージも国内初導入
  • 最終製品適用サポートと装置販売を開始

SOLIZEがHP社の最新3Dプリンタを導入し最終製品適用サポートを開始

SOLIZE株式会社は株式会社日本HPの最新3Dプリンタ「HP Jet Fusion 5620」と「Process Developmentパッケージ」の販売および装置導入サポートを2024年10月16日より開始した。併せて豊田工場への導入を行い3Dプリンタの最終製品への適用拡大に向けた検証・製作支援および装置検討用ベンチマークの受付を2024年12月から実施する予定だ。[1]

「HP Jet Fusion 5620」は従来機と比較して再現性と信頼性が大幅に向上しており造形精度の向上や造形バッチ間のばらつき抑制歩留まり率の向上運用コストの削減を実現している。さらにビルドユニットの自動交換オプションにより作業効率の向上も可能となった。

国内初導入となる「Process Developmentパッケージ」は造形パラメータ設定のカスタマイズを可能にし顧客ごとの最終製品要求に合わせた最適化された生産システムの構築を実現する。SOLIZEは30年以上のアディティブマニュファクチャリングの経験を活かし最終製品適用サービスのさらなる向上を目指している。

HP Jet Fusion 5620とProcess Developmentパッケージの特徴まとめ

HP Jet Fusion 5620 Process Developmentパッケージ
主な特徴 再現性と信頼性の向上 造形パラメータのカスタマイズ
改善点 造形精度向上、バラつき抑制 最終製品要求に合わせた最適化
導入効果 運用コスト削減、作業効率向上 生産システムの柔軟な構築
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アディティブマニュファクチャリングについて

アディティブマニュファクチャリングとは素材を積層して立体物を造形する製造技術のことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 複雑な形状の製造が可能
  • 少量多品種生産に適している
  • 材料の無駄が少なく環境負荷が低い

SOLIZEは30年以上にわたりアディティブマニュファクチャリングに取り組んでおりHP Jet Fusionシリーズを5台運用している。2021年にはトヨタ自動車A70スープラ向けのフロントドアガーニッシュの製造を開始し2023年にはLEXUS LC500の純正オプション部品としてAT用オイルクーラーのダクトにHP Jet Fusion製の3Dプリント製品が採用された。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「HP社の最新の3Dプリンタ―HP Jet Fusion 5620とProcess Developmentパッケージを導入し、最終製品適用サポートおよび装置販売・導入、装置検討用ベンチマークの受付を開始 | SOLIZE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000113615.html, (参照 24-10-18).

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