小泉成器がカーボンヒーター搭載オーブントースターKOS-1301を発売、外カリ中モチの食感を実現

text: XEXEQ編集部
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記事の要約

小泉成器がオーブントースターKOS-1301を発売
カーボンヒーター搭載で外カリッ中モチッの食感
直販価格は10,978円で2種類のプレート付属

小泉成器が新型オーブントースターKOS-1301を発売

小泉成器は、カーボンヒーター搭載の新型オーブントースター「KOS-1301」を2024年10月に発売した。直販価格は10,978円に設定されている。立ち上がりの速いカーボンヒーターを上部に、石英管ヒーター2本を下部に配置することで、外はカリッと中はもっちりとした食感のトーストを実現した。^[1]

KOS-1301は、トースト2枚を同時に焼ける広々とした庫内を備えており、メッシュ素材の焼き網を採用することで餅などの食材がくっつきにくい設計となっている。温度調節は約100～260℃まで無段階で設定可能で、30分タイマーを搭載しているため、グラタンやクッキーなど焼き時間のかかる料理にも対応できる。

本製品には、調理の幅を広げる2種類のプレートが付属している。浅型プレートと深型プレートを組み合わせることで、鶏もも肉ステーキや焼き魚、ローストビーフ、アクアパッツァ、肉じゃが、煮込みハンバーグなど多様な料理が可能だ。取扱説明書には10種類のレシピが掲載されており、ユーザーの料理の幅を広げる工夫が施されている。

オーブントースターKOS-1301の主な特徴

	詳細
ヒーター	上部：カーボンヒーター1本、下部：石英管ヒーター2本
温度調節	約100～260℃（無段階式）
タイマー	30分計
トースト枚数	1～2枚
付属品	浅型プレート、深型プレート
本体サイズ	約326(W)×289(D)×223(H)mm
庫内サイズ	273×232×90mm

カーボンヒーターについて

カーボンヒーターとは、炭素繊維を発熱体として使用した加熱装置のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

立ち上がりが速く、瞬時に高温を実現
遠赤外線効果により食材の内部までムラなく加熱
従来のヒーターと比べて省エネルギー

オーブントースターKOS-1301では、このカーボンヒーターを上部に搭載することで、トーストの外側をすばやく焼き上げる効果を得ている。内部の水分を保持しつつ外側をカリッと仕上げることができるため、理想的な食感のトーストを作ることが可能だ。下部の石英管ヒーターと組み合わせることで、さらに効果的な加熱を実現している。

小泉成器のオーブントースターKOS-1301に関する考察

小泉成器のオーブントースターKOS-1301は、カーボンヒーターの採用により、従来の製品と比較して高速かつ均一な加熱を実現している点が評価できる。また、2種類のプレートを付属し、多様な調理に対応できる点も、ユーザーにとって大きなメリットとなるだろう。ただし、10,978円という価格設定が一般的なオーブントースターと比較してやや高めであることから、価格に見合った性能や耐久性が求められるだろう。

今後の課題としては、さらなる省エネ性能の向上や、スマート家電としての機能拡張が考えられる。例えば、スマートフォンアプリと連携した遠隔操作や、AIを活用した最適な加熱設定の自動調整などが実現すれば、より便利で効率的な調理体験を提供できるだろう。また、レシピの定期的な追加や、ユーザーコミュニティでのレシピ共有機能など、ソフト面でのサポート強化も期待したい。

小泉成器には、今回のKOS-1301の発売を足がかりに、さらなる技術革新と製品ラインナップの拡充を期待したい。特に、健康志向の高まりに対応した低脂肪調理機能や、食材の栄養価を最大限に保持する加熱技術の開発など、ユーザーの多様なニーズに応える製品開発が求められるだろう。また、環境負荷の低減を考慮した製品設計や、リサイクル可能な素材の使用なども、今後重要な課題になると考えられる。