トリビューがシリーズCラウンドで約17億円の資金調達を実施、美容医療プラットフォームの累計調達額が33億円に到達

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

トリビューがシリーズCラウンドで約17億円の資金調達を実施
美容医療プラットフォームの累計調達額が33億円に到達
美容医療市場が2023年に5,940億円まで成長

トリビューの資金調達とプラットフォーム拡大

株式会社トリビューは2024年10月22日、Minerva Growth Partnersをリード投資家として、ニッセイ・キャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUNDからシリーズCラウンドで総額17億円の調達を実施した。累積調達額は約33億円となり、美容医療プラットフォームの事業投資および採用活動の強化に取り組んでいる。^[1]

美容医療市場は美容外科と美容皮膚科を合わせて約6,000億円、審美歯科を含めると約9,000億円の規模に成長しており、グローバルでも第4位の市場規模を誇っている。コロナ禍によるマスク着用やリモートワークの普及を背景に、美容医療への需要が加速的に拡大している。

トリビューは2017年10月のサービス開始から着実に成長を遂げ、2024年10月には累計150万ダウンロードを突破し、累計GMVは200億円に到達した。美容医療におけるトラブル防止や安心・安全なクリニック選びをサポートする取り組みを継続的に展開している。

トリビューの事業概要まとめ

項目	詳細
サービス開始日	2017年10月
累計ダウンロード数	150万件以上
累計GMV	200億円
調達金額	シリーズCラウンドで約17億円（累計33億円）
主要投資家	Minerva Growth Partners、ニッセイ・キャピタル、三菱UFJキャピタル、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND

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GMVについて

GMVとは「Gross Merchandise Value（流通取引総額）」の略称で、プラットフォーム上で取引される商品やサービスの総額を示す指標のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

プラットフォームの成長性を示す重要な指標
取引規模やユーザー活性度を把握可能
事業価値を評価する際の基準として活用

トリビューのGMVは美容医療プラットフォームとしての成長を示す重要な指標となっており、累計GMV200億円の達成は市場における影響力の高まりを示している。美容医療市場全体の約9,000億円規模に対して、トリビューの成長余地が大きいことがGMVから読み取れる。

トリビューの資金調達に関する考察

美容医療業界におけるトリビューの資金調達は、プラットフォームの信頼性向上とユーザー保護の観点で重要な意味を持っている。特に美容医療における情報の非対称性解消や施術リスクの透明化に向けた取り組みは、業界全体の健全な発展に寄与する可能性が高いだろう。

一方で、急速な市場拡大に伴う新規参入や競争激化により、プラットフォーム間での差別化がより重要になってくる。トリビューには口コミの信頼性維持や、専門性の高い美容クリニックとの関係強化が求められるだろう。

今後はインバウンド需要の取り込みや、美容医療に関するビッグデータ活用による新規サービス展開が期待される。特に日本の美容医療の安全性や技術力を活かしたグローバル展開は、プラットフォームの価値向上につながる可能性が高い。

参考サイト

^ PR TIMES. 「国内最大級の美容医療プラットフォーム『トリビュー』、シリーズCラウンドで約17億円の資金調達を実施し、累計調達額33億円へ | 株式会社トリビューのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000047703.html, (参照 24-10-23).

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