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公開：2024-10-23

ロジザードZEROとDHL Express Commerceが標準連携を開始、越境ECの業務効率化を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ロジザードZEROとDHL Express Commerceが標準連携を開始
• 海外向け送り状発行の業務効率化を実現
• 越境ECビジネス向けの出荷書類作成を効率化

ロジザードZEROとDHL Express Commerceの標準連携開始

ロジザード株式会社は、クラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」とDHLジャパンの越境ECビジネス向け出荷書類作成ツール「DHL Express Commerce」との標準連携を2024年10月17日より開始した。両システムの連携によって、送り状CSVの取り込みから海外向け送り状の発行までがシームレスに行えるようになり、業務効率の大幅な向上が期待できる。^[1]

DHLジャパンが提供するDHL Express Commerceは、Eコマースプラットフォームや倉庫管理システムと連携することで注文データの同期が可能になり、効率的な出荷作業を実現することができる。商品発送のための情報入力の時間を削減し、入力ミスを減らすことで、メーカーや通販事業者の業務効率化を支援するだろう。

ロジザードZEROは20年以上のサービス運用実績を誇り、BtoCやBtoB物流など幅広い業態に対応可能な柔軟性を持っている。国内外のメーカーや通販事業者、3PL事業者に利用され、1,700を超える物流現場で稼働中であり、WMS業界においてトップシェアを獲得しているのだ。

DHL Express Commerceの主な機能まとめ

ロジザードZEROの詳細はこちら

越境ECについて

越境ECとは、インターネットを通じて国境を越えて商品を販売・購入する電子商取引のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 海外の消費者に直接商品を販売可能
• 物流や決済などの国際取引に関する知識が必要
• 各国の規制や税制への対応が重要

ロジザードZEROとDHL Express Commerceの連携は、越境EC事業者の業務効率化に大きく貢献する可能性を秘めている。送り状CSVの取り込みから海外向け送り状の発行までが自動化されることで、人的ミスの軽減と作業時間の短縮が実現され、越境ECビジネスの運営がより効率的になるだろう。

クラウド倉庫管理システムの標準連携に関する考察

クラウド倉庫管理システムとDHL Express Commerceの標準連携は、グローバルな物流業務の効率化に大きな一歩を記している。海外向け送り状発行の自動化によって、人的ミスの削減と作業時間の短縮が実現され、越境EC事業者の生産性向上に大きく貢献することが期待できるだろう。

今後は、データの同期速度や異なるシステム間での互換性の維持が課題となる可能性がある。システムの安定性を確保しつつ、各国の規制や税制の変更にも迅速に対応できる体制を整えることが、サービスの信頼性向上につながるだろう。

将来的には、AIやビッグデータを活用した配送最適化機能の追加や、リアルタイムでの在庫管理機能の強化が期待される。クラウドベースのシステム連携がより進化することで、グローバルなサプライチェーン全体の効率化と、持続可能な物流システムの構築が実現するかもしれない。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「クラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」とDHLの「DHL Express Commerce」との標準連携が実現 | ロジザード株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000238.000014943.html, (参照 24-10-23).

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