ヤンマーアグリがYT4Aシリーズトラクターを発売、ICT技術で農作業の自動化と効率化を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ヤンマーアグリが直進アシスト機能搭載トラクターを発売
ICT技術で農作業の高効率化・高精度化を実現
YTトラクター全シリーズに直進アシスト仕様を展開

ヤンマーアグリのYT4Aシリーズ直進アシストトラクター発売

ヤンマーアグリは農作業の効率化と高精度化を目指し、直進アシスト仕様のトラクター「YT4Aシリーズ」3型式を2024年11月1日に発売する予定だ。ICT技術を活用した自動運転農機「SMARTPILOT」シリーズの一環として、水田作業や畑作業における作業精度の向上と労働負担の軽減を実現している。^[1]

D-GNSS方式の自動操舵システムを採用することで、基準線と平行な高精度な作業が可能になり、オペレーターの作業負担を大幅に軽減することができる。さらに直進作業後の旋回時には作業機の自動上昇と直進アシスト機能の自動ON/OFF制御により、作業効率が向上した。

RTKアップグレードキットをオプションで導入することで、±2～3cmの高精度な作業が可能になり、播種作業やうね立てなどの精密な作業にも対応できる。作業幅やオーバーラップ幅の設定により、未耕地の減少と重複作業の防止を実現している。

YT4Aシリーズの仕様まとめ

項目	詳細
型式	YT460A/465A/472A（直進アシスト仕様）
発売日	2024年11月1日
価格帯	9,446,800円～11,014,300円（税込）
主要機能	直進アシスト、作業機自動上昇、RTKアップグレード対応
作業精度	RTK使用時±2～3cm

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D-GNSS方式について

D-GNSS方式とは、高精度な位置測位を実現するための補正情報を衛星から取得し、正確な位置を求めるシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

補正情報を用いた高精度な位置測位が可能
リアルタイムでの位置情報取得に対応
農機の自動操舵に最適な精度を実現

農業機械における自動操舵システムでは、D-GNSS方式を採用することで直進性の高い作業を実現している。YT4Aシリーズではこの技術を活用し、基準線に対して平行な作業を高精度で行うことができ、さらにRTKアップグレードキットを使用することで、より高精度な作業が可能となる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「水田・畑作に最適な直進アシスト仕様の大型トラクター「YT4Aシリーズ」を発売 | ヤンマーホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000274.000034384.html, (参照 24-10-23).

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