UPoE(Universal Power over Ethernet)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

UPoE(Universal Power over Ethernet)とは

UPoEとはUniversal Power over Ethernetの略称で、ネットワーク経由で電力を供給する技術のことを指します。UPoEは、イーサネットケーブルを使用して、ネットワーク機器に電力を供給することができます。

UPoEは、IEEE 802.3bt規格に基づいており、最大90Wまでの電力供給が可能です。これにより、PoE(Power over Ethernet)の電力供給能力を大幅に向上させています。

UPoEは、ネットワークスイッチやハブなどの機器に実装され、対応する受電機器に電力を供給します。UPoEに対応する受電機器には、IPカメラ、無線アクセスポイント、VoIP電話機などがあります。

UPoEを導入することで、電源ケーブルを別途配線する必要がなくなるため、機器の設置が簡単になります。また、UPoEは、電力管理機能も備えているため、接続機器の電力状態を監視し、必要に応じて電力供給を制御することもできるのです。

UPoEは、ネットワーク機器の設置や管理を簡素化し、コストを削減することができる技術といえます。今後、IoTの普及に伴い、UPoEの需要はさらに高まることが予想されています。

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