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CLO Virtual Fashion JapanとBUNKAが3Dモデリスト育成カリキュラムを開始、デジタルファッション人材の育成強化へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

CLO Virtual Fashion JapanとBUNKAが3Dモデリスト育成カリキュラムを開始、デジタルファッション人材の育成強化へ

PR TIMES より


記事の要約

  • CLO Virtual Fashion Japanが3Dモデリスト育成カリキュラムを開始
  • 文化服装学院と産学連携で2024年10月より実施
  • 3D着装シミュレーションソフトの応用機能を網羅

CLO Virtual Fashion JapanとBUNKAの3Dモデリスト育成カリキュラム始動

CLO Virtual Fashion Japanは文化服装学院アパレル技術科バーチャルファッションコースと連携し、3Dモデリスト育成を目的とした公式カリキュラムを2024年10月より開始することを発表した。このカリキュラムは3D着装シミュレーションソフト「CLO」の応用機能から他ソフトへの連携までを幅広く網羅する内容となっており、実製品のプロトタイピングから3Dイメージのフォトリアルな表現までを習得できる構成になっている。[1]

文化服装学院アパレル技術科バーチャルファッションコースは2024年度に新設された3Dモデリスト育成を目的とするコースで、アパレル業界で実際に使用されている3Dソフトを用いた実践的なカリキュラムを導入している。学生は習得した内容を2025年2月の卒業制作プレゼンテーションで発表することが予定されており、長期的な視点での人材育成プログラムとなっている。

文化服装学院は2023年に創立100周年を迎えた日本最初の服飾教育学校であり、コシノジュンコや山本耀司など国内外で活躍するデザイナーを多数輩出してきた実績がある。海外メディアによる世界のファッションスクールランキングでは日本で唯一選出されるなど、国際的な評価も高く、2023年の第41回毎日ファッション大賞では特別賞を受賞している。

3Dモデリスト育成カリキュラムの概要

項目 詳細
開始時期 2024年10月
実施主体 CLO Virtual Fashion Japan、文化服装学院
対象コース アパレル技術科バーチャルファッションコース
主要ソフト CLO(3D着装シミュレーションソフト)
学習内容 応用機能、他ソフト連携、3Dイメージのフォトリアル表現
成果発表 2025年2月卒業制作プレゼンテーション
文化服装学院の詳細はこちら

3D着装シミュレーションソフトについて

3D着装シミュレーションソフトとは、衣服のデザインや製作プロセスをデジタル空間で再現するためのツールのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 実物に近いフォトリアルな表現が可能
  • デザイン修正や素材変更が容易
  • プロトタイピングのコストと時間を削減

CLOは2009年に設立されたCLO Virtual Fashionが開発した3D衣服シミュレーションソフトで、独自のアルゴリズムによる技術力を持っている。デジタルファッションの新しいエコシステムを構築し、3Dデータを活用した業務プロセスの効率化やファッションの価値拡大に貢献している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「CLO Virtual Fashion Japanが日本初提供、【文化服装学院】と連携した3Dモデリスト育成カリキュラムが始動 | 学校法人文化学園 文化服装学院のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000080812.html, (参照 24-10-23).

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