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パナソニック コネクトがグッドデザイン賞で3件受賞、顧客起点のデザインが高評価を獲得

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

パナソニック コネクトがグッドデザイン賞で3件受賞、顧客起点のデザインが高評価を獲得

PR TIMES より


記事の要約

  • パナソニック コネクトが2024年度グッドデザイン賞で3件受賞
  • タフブックとプロジェクター2機種が製品デザインで評価
  • インクルーシブデザインの導入で顧客起点の開発を推進

パナソニック コネクトの頑丈ノートPCとプロジェクターが受賞

パナソニック コネクトは、2024年度グッドデザイン賞において頑丈ノートパソコンTOUGHBOOK FZ-55シリーズと2種類のプロジェクターで受賞を果たした。パナソニックグループ全体では、グッドデザイン・ベスト100に2件選定され、合計39件のグッドデザイン賞を獲得している。[1]

パナソニック コネクトはデザイン部門とマーケティング部門を2023年4月に統合し、企業活動のあらゆる顧客接点にデザイン&マーケティングが参加する体制を構築したことで大きな成果を上げている。開発や営業など様々な部門と緊密に連携し、企業全体に顧客起点の考え方を浸透させる経営変革を実行してきたのだ。

頑丈ノートパソコンTOUGHBOOK FZ-55シリーズは、約2.08kgの軽量ボディながら高い堅牢性を実現し、現場での使用に適した設計となっている。必要な機能をユーザー自身で後付け可能なモジュラー構造を採用することで、機器の長期利用を促し環境負荷の低減にも貢献するだろう。

グッドデザイン賞受賞製品の特徴まとめ

項目 詳細
TOUGHBOOK FZ-55 頑丈なノートPC、約2.08kgの軽量ボディ、モジュラー構造採用
PT-CMZ50 超短焦点型プロジェクター、静音設計(25dB)、1cmで80インチ投影可能
PT-RQ7シリーズ 4K対応、デジタルアートモード搭載、小型軽量設計
受賞のポイント 顧客起点のデザイン、使いやすさの追求、環境負荷低減への配慮
TOUGHBOOK FZ-55の詳細はこちら

インクルーシブデザインについて

インクルーシブデザインとは、高齢者や障がい者、性別や人種などのマイノリティの機能的・心理的なニーズに着目したデザイン手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 企画や開発の初期段階からユーザーが参加
  • 多様な人々のニーズを包括的に考慮
  • 共創による製品開発プロセスの実現

パナソニック コネクトはインクルーシブデザインを導入することで、より多くのユーザーにとって使いやすい製品開発を目指している。デザイン部門とマーケティング部門の統合により、顧客起点の製品開発がより一層強化されることが期待されるだろう。

パナソニック コネクトのグッドデザイン賞受賞に関する考察

パナソニック コネクトの今回の受賞は、顧客起点のデザイン思想が高く評価された結果といえるだろう。特にTOUGHBOOK FZ-55シリーズは、現場での使用を想定した機能性と環境負荷低減を両立させており、今後のノートPCデザインの方向性を示す好例となっている。

一方で、今後は製品の長期利用を促進するモジュラー構造の採用により、修理やパーツ交換の対応体制の整備が課題となる可能性がある。製品のライフサイクル全体をカバーするサポート体制の構築と、それを支える技術者の育成が重要になってくるだろう。

インクルーシブデザインの導入は、多様なユーザーのニーズを満たす製品開発につながることが期待される。デザイン部門とマーケティング部門の統合による相乗効果を最大限に活かし、より多くのユーザーにとって価値のある製品を生み出していくことが望まれる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「パナソニック コネクト、2024年度グッドデザイン賞で3件受賞 | パナソニックグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005960.000003442.html, (参照 24-10-24).

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