トンボがシップスとライセンス契約を締結、2027年4月からSHIPS SCHOOL YEARSの制服販売を開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

トンボがシップスとライセンス契約を締結
2024年9月からSHIPS SCHOOL YEARSを展開
2027年4月入学生から新制服を販売予定

トンボとシップスのライセンス契約締結による学生服新展開

株式会社トンボは2024年9月、株式会社シップスとライセンス契約を締結し、ライセンスレーベルSHIPS SCHOOL YEARSの学校制服・体育着を展開することを発表した。両社のトラディショナルな価値観を基に、学校らしさを大切にした新しい制服の展開を目指すことになった。^[1]

シップスは1952年から続く老舗セレクトショップとして上質なクオリティと安心感のあるアイテムを提供してきた実績を持ち、トンボは学校制服メーカーとしてスクール・アイデンティティを追求してきた経験を有している。両社の強みを活かした新しい制服の開発によって、生徒の思い出に残る制服作りを実現することを目指している。

生産は国内の自社工場で実施する計画を立てており、環境に配慮した製造プロセスも導入されている。美咲工場ではCO2発生ゼロのカーボンフリー工場として運営され、業界で唯一の昇華転写プリント設備を導入することで水を使用しない染色を実現し、環境負荷の低減にも取り組んでいる。

SHIPS SCHOOL YEARSの概要

項目	詳細
契約締結日	2024年9月
展開内容	小学校、中学校、高等学校向け学校制服・体育着
ブランド名	SHIPS SCHOOL YEARS
販売開始時期	2027年4月入学生から
生産拠点	国内自社工場

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スクール・アイデンティティについて

スクール・アイデンティティとは、学校の独自性や個性を制服というツールを通じて表現する考え方のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

学校らしさを制服デザインに反映
伝統と現代性の両立を図る
生徒の帰属意識を高める効果

トンボは1974年に業界で初めてスクール・アイデンティティの考え方を提唱し、ブレザースタイルの制服を全国に広めることに成功した。環境に配慮した製造プロセスを導入しながら、学校の個性を大切にした制服作りを継続的に行っている。

トンボとシップスのライセンス契約に関する考察

両社のコラボレーションによって、トラディショナルな価値観を基盤としながら現代的な要素を取り入れた新しい学生服の開発が期待できる。シップスのファッションブランドとしての知見とトンボの学生服メーカーとしての技術力を組み合わせることで、生徒たちにとってより魅力的な制服が生まれる可能性が高いだろう。

環境配慮型の製造プロセスを採用することで、SDGsへの取り組みも強化されることが見込まれる。カーボンフリー工場での生産や水を使用しない染色技術の活用によって、環境負荷を抑えた持続可能な制服製造が実現できるはずだ。

今後は学校側のニーズをより細かく把握し、各学校の特色や要望に合わせたカスタマイズ性の高い制服の開発が求められる。両社の強みを活かした新しい制服づくりによって、学生服市場に新たな価値が生まれることが期待できるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「株式会社トンボ＜トンボ学生服＞と株式会社シップス＜SHIPS＞のライセンス締結に関するお知らせ | 株式会社トンボのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000107733.html, (参照 24-10-26).

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