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公開：2024-11-01

NECソリューションイノベータがULTRAFIX Ver.8を提供開始、物流2024年問題への対応と効率的な配送計画の実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NECソリューションイノベータがULTRAFIX Ver.8を提供開始
• ドライバーの勤怠情報を踏まえた配車計画機能を実装
• 共同配送の支援機能によって輸送効率が向上

NECソリューションイノベータのULTRAFIX Ver.8が物流2024年問題に対応

NECソリューションイノベータは配送計画/動態管理システムULTRAFIX Ver.8を2024年10月1日より提供開始した。このバージョンではドライバーの勤怠情報を踏まえた配車計画の立案機能と共同配送の支援機能が新たに実装され、パブリッククラウド型での提供も可能になっている。^[1]

ULTRAFIXは2000年の提供開始以来100社以上の導入実績があり、配車プランナーのノウハウを蓄積することで独自のアルゴリズムを強化してきた。トラックドライバーの時間外労働の上限規制により輸送能力の低下が懸念される物流2024年問題への対策として、システムの機能を大幅に拡充している。

新機能により、積載率や配達指定時間、ルート表、荷姿や地域特性、緊急出荷などの情報に加えて、ドライバーの残業や運転時間などの実績・予定を考慮した効率的な配車計画の自動立案が可能になった。予期せぬ渋滞などで労働時間の超過が予測される場合はアラームを表示し、配車担当者の迅速な対応を支援している。

ULTRAFIX Ver.8の新機能まとめ

ULTRAFIXの詳細はこちら

物流2024年問題について

物流2024年問題とは、2024年4月から施行されるトラックドライバーの時間外労働の上限規制によって生じる課題を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ドライバーの労働時間が短縮され輸送能力が低下
• 働き方改革関連法による労働時間の厳格化
• 改善基準告示への準拠が必須

NECソリューションイノベータのULTRAFIX Ver.8では、ドライバーの勤怠情報を踏まえた配車計画の自動立案機能により、この物流2024年問題に対応している。共同配送の支援機能も実装されており、複数の荷主が同一車両を利用することで輸送能力の低下を防ぐことが可能だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【NECソリューションイノベータ】物流2024年問題に対応した配送計画/動態管理システム「ULTRAFIX」の提供開始 | ＮＥＣソリューションイノベータ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000119440.html, (参照 24-11-01).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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