Cooler Masterがサメ型PCケース「Shark X」を65万円で発売、デザイン性と実用性を両立した新製品が話題に
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記事の要約
- Cooler MasterがサメをモチーフにしたPCケースを発売
- Mini-ITX対応の高級PCケースとして市場参入
- 実売予想価格は65万8,000円で11月1日から販売開始
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Cooler MasterがサメをモチーフにしたPCケース新製品を発表
Cooler Masterは2019年のCoolerMasterワールドModシリーズでデビューを飾ったタイ出身のInony氏が手掛けた、サメ型のPCケース「Shark X」を11月1日に発売することを公開した。PCケースとしては異例の高額製品となる65万8,000円という実売予想価格で、従来のPCケースの概念を覆す斬新なデザインが特徴となっている。[1]
Shark Xは従来のPCケースの枠を超えた独創的なデザインでありながら、Mini-ITXフォームファクタに対応した実用的な設計となっている。120mm水冷クーラーの搭載が可能で、310×137×61mmサイズまでのビデオカードを搭載できる拡張性を確保しており、高性能なゲーミングPCの構築も視野に入れた仕様だ。
本体サイズは894×790×908mmと大型のケースであり、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色展開となっている。ヨドバシAkibaの2階で店頭展示も予定されており、他店舗については公式Xで順次告知される予定となっている。
Shark Xの主な仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2024年11月1日 |
実売予想価格 | 658,000円 |
対応フォームファクタ | Mini-ITX |
対応ビデオカードサイズ | 310×137×61mm |
本体サイズ | 894×790×908mm |
カラーバリエーション | ホワイト、ブラック |
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Mini-ITXについて
Mini-ITXとは、PCのマザーボードフォームファクタの一つで、小型化を追求した規格である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 170×170mmの正方形サイズで設計された最小クラスの規格
- 省スペース性と拡張性を両立した設計思想
- 高性能なパーツの搭載にも対応可能な汎用性
Shark XはMini-ITXフォームファクタに対応することで、コンパクトながら高性能なPCの構築を可能にしている。ドライブベイには2.5インチSSDを搭載可能で、CoolerMaster SFX 850W Gold電源やCoolerMaster ATMOS 120ラジエターにも対応するなど、実用的な拡張性を備えている。
PCケースの芸術的アプローチに関する考察
PCケースを芸術作品として昇華させるShark Xの試みは、PCハードウェア市場に新たな価値観をもたらす可能性を秘めている。従来のPCケースは機能性や実用性が重視されてきたが、Shark Xは美的価値と機能性の融合という新しい方向性を示しており、PCケース市場全体のイノベーションを促進する可能性がある。
高額なPCケースという新しい市場セグメントの開拓は、PCケースメーカーにとって新たなビジネスチャンスとなる可能性を持っている。しかし、価格帯が一般的なPCケースと大きく異なることから、市場の受容性や販売戦略の確立が今後の課題となるだろう。
PCケースのアート性と実用性の両立は、今後のPC業界全体のトレンドに大きな影響を与える可能性がある。Shark Xの成功は、他メーカーの製品開発にも波及効果をもたらし、PCケース市場全体の高付加価値化につながる可能性を秘めている。
参考サイト
- ^ Cooler Master. 「Shark X | Cooler Master」. https://www.coolermaster.com/en-global/products/shark-x/, (参照 24-11-02).
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