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DJ KINAKOMOCHI ICEが無料文字表示比較ツールを公開、東アジア圏での多言語デザイン品質向上に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

DJ KINAKOMOCHI ICEが無料文字表示比較ツールを公開、東アジア圏での多言語デザイン品質向上に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • 文字表示比較ツールのβ版を無料公開
  • 東アジア圏の文字形状の差異をリアルタイムで確認可能
  • 多言語デザインの品質向上をサポート

東アジア向け多言語デザインを支援する文字表示比較ツール

台灣琉球黃豆冰有限公司 DJ KINAKOMOCHI ICE Ltd.は、誰でも無料で利用できるWEBアプリ「文字表示比較ツール 〜骨の、直感〜」β版を2024年10月31日にリリースした。日本語・繁体字中国語・簡体字中国語・韓国語における文字形状の差異をリアルタイムで確認することで、意図せぬブランドイメージの損失を防ぐことが可能である。[1]

本ツールは、異なる言語環境で文字の形状が変わる「CJK統合漢字問題」に対応するために開発された。従来必要だった複数デバイスやフォントの準備という煩雑な工程を削減し、多言語デザイン確認の効率を劇的に向上させることで、マーケティング資料や製品パッケージ、観光情報発信での的確なデザインが実現できる。

2024年の東アジア圏からのインバウンドは過去最高を記録しており、多くの企業やブランドが中国、台湾、韓国からの訪日観光客に向けた多言語対応を強化している。字形の違いを理解せず不適切なデザインが生まれるケースは、企業規模や官民を問わず見受けられるため、本ツールの活用が期待されている。

文字表示比較ツールの特徴まとめ

項目 詳細
対応言語 日本語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語
主な機能 リアルタイムでの文字形状確認、言語環境による差異の可視化
利用料金 無料
想定用途 マーケティング資料、製品パッケージ、観光情報発信
特徴 会員登録不要、ブラウザ上での即時確認可能
文字表示比較ツールの詳細はこちら

CJK統合漢字について

CJK統合漢字とは、日本語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語で使用される漢字をUnicodeで同一のコードポイントに統合したものを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 同じ文字コードでも言語環境で異なる字形で表示
  • 環境やフォント設定により見た目が変化
  • 意図しない表示の違いによるブランドイメージへの影響

この問題は日常のテキストコミュニケーションにも影響を及ぼしており、送信者と受信者の環境が異なると別の字形で表示される可能性がある。句読点の位置も言語環境による違いが生じ、日本語環境では行の下部に配置されるのに対し、台湾など繁体字中国語の環境では中央に配置されることが多い。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「多言語対応デザインの品質を支えるWEBアプリ「文字表示比較ツール 〜骨の、直感〜」登場!インバウンドや海外進出、越境ECにおけるデザイン品質向上をサポート! | DJ KINAKOMOCHI ICE Ltd. のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000140300.html, (参照 24-11-02).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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