TOPPANエッジとデンソーウェーブが外部事業者入退システムを提供開始、QRコード活用で入退管理のセキュリティ強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

TOPPANエッジとデンソーウェーブが外部事業者入退システムを提供開始
顔認証SQRCとCloakOneで入退管理のセキュリティを強化
2026年度までに50カ所の施設への導入を目指す

TOPPANエッジとデンソーウェーブの外部事業者入退システムがセキュリティを強化

TOPPANエッジとデンソーウェーブは、企業・団体のオフィスや工場における外部事業者の入退時の認証と管理を行う外部事業者入退システムを2024年11月5日より販売開始した。システムはTOPPANエッジのDX技術とデンソーウェーブのQRコードを活用したセキュリティソリューションを組み合わせており、価格はシステム一式税込み400万円からとなっている。^[1]

自動車産業サイバーセキュリティガイドラインでは、企業・オフィス・工場などに出入りする全ての人員に対し入退時の申請や身分証明などのセキュリティ強化が求められており、入退場記録の6か月間に渡る保管・管理も必要となっている。両社はこうした課題に対応するため、個人情報の的確な管理と入退者の受け入れ迅速化を実現するシステムを開発したのだ。

本システムはTOPPANエッジの顔写真収集・認証クラウドサービスCloakOneを活用し、その顔情報からデンソーウェーブが開発した顔認証SQRCを発行して外部事業者にインターネットで送付する仕組みとなっている。専用の認証カメラでのみ読み取り可能な領域に個人情報や顔情報を格納することで、なりすましを防止し安全性を確保している。

外部事業者入退システムの機能まとめ

項目	詳細
システム価格	システム一式400万円から（税込）
主要機能	顔認証による本人確認、入退場記録の管理、なりすまし防止
使用技術	CloakOne（顔写真収集・認証）、顔認証SQRC（QRコード）
導入目標	2026年度までに50カ所の施設
特徴	オフライン環境での使用可能、サーバーレス運用、個人情報の安全管理

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顔認証SQRCについて

顔認証SQRCとは、一般的なスマートフォンでは読み取れない専用の認証カメラでのみ読み取り可能なQRコードのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

専用の認証カメラでのみ読み取り可能な保護領域を持つ
個人情報や顔情報を安全に格納できる
オフライン環境でも本人認証が可能

顔認証SQRCは外部事業者入退システムにおいて、事前に登録された顔情報と入場者本人をカメラで照合することで正確な本人確認を実現している。サーバー上ではなくQRコード内に情報を格納するため、サーバーレス・オフライン環境での運用が可能であり、個人情報の流出リスクを最小限に抑えることができるのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「TOPPANエッジとデンソーウェーブ、QRコードを活用した「外部事業者入退システム」を提供開始 | TOPPANホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001540.000033034.html, (参照 24-11-06).

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