I-neが大阪本社を御堂筋ダイビルに移転、バイオフィリックデザインの導入で持続可能なワークスタイルを実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

I-neが大阪本社を南船場に移転し新オフィスを開設
バイオフィリックデザインを採用し自然との調和を実現
サステナブルな素材活用とコミュニケーション空間を整備

I-neの新本社オフィスにおけるバイオフィリックデザインの導入

株式会社I-neは経営理念「We are Social Beauty Innovators for Chain of Happiness」のもと、2024年9月に大阪本社を中之島から南船場の御堂筋ダイビルに移転した。新オフィスでは自然とのつながりを感じられるバイオフィリックデザインを採用し、効率的でイノベーションが生まれやすい持続可能なワークスタイルの実現を目指している。^[1]

新オフィスには北海道と大阪の植物を組み合わせたパルダリウムを設置し、自動散水と照明を備えた自然環境維持システムを導入している。さらに社内で発生した古紙を再生紙化した障子や間伐材を活用したテーブルなど、サステナブルな素材を積極的に取り入れることで環境に配慮したオフィス空間を実現した。

コンセプトルームには商品の展示コーナーやサロンスペース、疑似店舗スペースを設置し、ブランド開発における社内外のコミュニケーションを促進している。また茶室や可変型会議室など、目的に応じて多様に活用できるコミュニケーションスペースを整備することで、クリエイティビティの向上とイノベーションの創出を図っている。

新オフィスの特徴まとめ

項目	詳細
移転先	御堂筋ダイビル7階～11階
開始日	2024年9月2日
主要設備	パルダリウム、コンセプトルーム、茶室、可変型会議室
環境対応	CASBEE-スマートウェルネスオフィスSランク、BELS認証ZEB Oriented取得
サステナブル素材	再生紙化障子、間伐材テーブル、廃棄衣料プランター

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バイオフィリックデザインについて

バイオフィリックデザインとは、人間と自然環境との結びつきを重視した設計アプローチのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

自然光や植栽を活用した空間づくり
自然素材の積極的な活用
環境との調和を意識した設計思想

I-neの新オフィスでは、バイオフィリックデザインの導入により8割を超える社員が自然を感じやすい環境になったと評価している。自然との調和を図ることで、社員のリラックス効果や業務効率の向上、さらにはクリエイティビティの促進にも寄与することが期待されている。

I-neの新本社オフィスに関する考察

新オフィスにバイオフィリックデザインを採用したことで、社員の業務効率向上とストレス軽減が期待できるが、植物の維持管理やシステムのメンテナンスなど運用面での負担が課題となる可能性がある。自動散水システムの導入や専門家との連携体制を構築することで、持続可能な運用体制を確立することが望ましいだろう。

また、コンセプトルームや可変型会議室の活用により、商品開発やブランディングにおける社内外のコミュニケーションが活性化されることが期待される。一方で、多様な空間を効果的に活用するためには、利用ルールの整備や予約システムの導入など、運用面での工夫が必要になるだろう。

御堂筋ダイビルの環境性能の高さと相まって、I-neの新オフィスは持続可能な企業活動のモデルケースとなり得る。今後は環境への配慮とビジネスの成長を両立させながら、社会に対してより大きな価値を提供していくことが期待される。

参考サイト

^ PR TIMES. 「I-ne新本社オフィスに自然とのつながりを感じられるバイオフィリックデザインを採用 | 株式会社Ｉ－ｎｅのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000722.000012002.html, (参照 24-11-07).

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