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公開：2024-11-13

プロディライトがクラウドPBX「INNOVERA」のUIを刷新、通話履歴の管理機能とユーザビリティが向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• クラウドPBX「INNOVERA」がUIアップデートを実施
• 通話履歴に切断者情報を追加し電話マナー管理を強化
• 各機能の例外日設定や所属マスタの操作性を改善

INNOVERAのユーザーインターフェース改善

株式会社プロディライトは電話のDXを推進するクラウドPBX「INNOVERA」において、ユーザーインターフェースの改善を目的としたアップデートを2024年11月11日にリリースした。INNOVERAは基本サービスとしてビジネスフォン用途を提供しており、様々な便利な機能やオプションが随時追加されることで日々進化を遂げている。^[1]

このアップデートでは通話履歴における切断者情報の表示機能が新たに実装され、発信元と着信先のどちらが電話を切ったのかを確認できるようになったことで、社内の電話マナー管理がより効果的に行えるようになった。各機能の例外日設定の操作性も大幅に向上し、自動応答の一時解除などの設定が容易になっている。

所属マスタにおけるユーザー選択の機能も強化され、ドラッグによる範囲選択と検索機能が追加されたことで、大規模な組織でも効率的なユーザー管理が可能になった。さらに通話録音のテキスト化データ閲覧時には、発信元と着信先の情報が表示されるようになり、通話内容の把握がより正確になっている。

INNOVERAのアップデート内容まとめ

INNOVERAの詳細はこちら

クラウドPBXについて

クラウドPBXとは、クラウド上で提供される構内交換機（Private Branch eXchange）のサービスを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 従来の物理的なPBXをクラウド化し、保守運用を容易に
• スマートフォンやPCでの発着信に対応し場所を選ばない
• ビジネスフォンの機能をクラウドで提供し初期費用を削減

INNOVERAは国産クラウドPBXとして、ビジネスフォンの基本機能に加えて様々なオプション機能を提供している。電話のDXを推進する上で重要な役割を果たすクラウドPBXは、コミュニケーションツールのクラウド化における重要な要素となっており、リモートワークの普及に伴いその需要は着実に高まっている。

INNOVERAのUIアップデートに関する考察

今回のアップデートは通話履歴における切断者情報の表示や例外日設定の改善など、実務で必要性の高い機能の強化に焦点を当てている点が評価できる。特に電話マナーの管理や業務効率の向上に直結する機能の実装は、企業のコミュニケーション品質向上に大きく貢献するだろう。

一方で今後の課題として、増加する機能やオプションの複雑化によって、新規ユーザーの学習コストが上昇する可能性がある。解決策としては、機能ごとのチュートリアル動画の提供やAIを活用したガイダンス機能の実装などが考えられ、ユーザビリティの維持向上が重要になってくるだろう。

今後はAIを活用した音声認識精度の向上や、他のビジネスツールとの連携強化など、さらなる機能拡張が期待される。電話のDXを推進するINNOVERAには、従来のビジネスフォンの枠を超えた革新的なコミュニケーション基盤としての進化が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「クラウドPBX「INNOVERA」、ユーザーインターフェースに関する アップデートを実施 | 株式会社プロディライトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000144252.html, (参照 24-11-13).

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