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コクヨが環境配慮型オフィスチェアpicora livinaを発売、再生樹脂の活用でサステナブル製品の展開を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • コクヨが環境配慮型オフィスチェアを発売
  • 再生樹脂を使用した新製品の展開
  • 使用済みクリヤーホルダーと廃棄漁網の活用

コクヨが再生素材を活用したオフィスチェアを発売

コクヨは環境に配慮したオフィスチェア「picora livina」を2024年12月中旬より発売することを発表した。座面の芯材には使用済みクリヤーホルダーを再資源化した再生樹脂「Looplaペレット」を採用し、脚部には廃棄漁網の再生樹脂「REAMIDE」を使用することで環境負荷の低減を実現している。[1]

オフィスチェアは幅の狭いデスクにも収納できるコンパクト設計を採用しており、座る人の体重に合わせてロッキングの強さを自動調節する「オートアジャストロッキング」機能を搭載している。背もたれや座面のクッションは工具不要で交換可能であり、長期使用を想定した設計となっている。

価格は機能性と環境配慮を両立させながらも、ミニバックが49,800円、ローバックが51,700円、ハイバックが58,000円からと、比較的手頃な価格帯を実現している。背座の布張り地には8色のカラーバリエーションを用意し、多様なオフィス空間に対応可能な製品となっている。

picora livinaの機能まとめ

ミニバック ローバック ハイバック
価格(税別) 49,800円~ 51,700円~ 58,000円~
主な特徴 コンパクト設計 姿勢保持機能 包み込み感
環境配慮素材 Looplaペレット REAMIDE 再生樹脂
製品の詳細はこちら

リサイクル樹脂について

リサイクル樹脂とは、使用済み製品から回収された素材を再生利用して製造された樹脂のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 環境負荷を低減する循環型素材
  • 原料の削減とCO2排出量の抑制
  • 廃棄物の有効活用と資源の節約

クリヤーホルダーから再生された「Looplaペレット」と廃棄漁網から生成された「REAMIDE」は、従来の樹脂と同等の物性を維持しながら環境への配慮を実現している。オフィス家具における再生樹脂の活用は、サステナブルな製品開発の新たな可能性を示している。

参考サイト

  1. ^ コクヨ. 「コンパクトでサステナブルなオフィスチェアー「picora livina」を新発売|ニュース|ニュースルーム|コクヨ」. https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20241108fn09.html, (参照 24-11-15).

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