大和ハウス工業が大阪マルビル建替プロジェクトを始動、地上40階建て192mの複合施設で大阪の新たなランドマークへ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 大阪マルビル建替プロジェクトが本格始動へ
  • 地上40階建て192mの複合施設を新設予定
  • 従来の形状と回る電光掲示板を継承

大阪マルビル建替プロジェクトで最高高さ192mの複合施設が誕生

大和ハウス工業は2024年11月19日、大阪府の超高層ビルの先駆けとして親しまれてきた大阪マルビルの建替プロジェクトを本格始動すると発表した。約50年が経過し建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となっていたため建替えを決定し、2024年9月には地上部分の解体を完工している。[1]

新施設は地上40階・地下4階建てで最高高さ約192mとなり、うめきた含む大阪駅周辺で最も高い建物となる計画だ。ホテルやイノベーションオフィス、コンサートホール・舞台、商業施設など多種多様な機能を備え、超高層ビルで国内最多の用途が複合する施設となる予定である。

大阪マルビルの特徴的な円筒形状は継承され、ガラスカーテンウォールで構成される外観に大樹の枝葉をイメージした緑化ルーバーを設置する計画となっている。また、建物頂部には大阪マルビルの象徴であった回る電光掲示板も継承され、うめきたを含む大阪駅周辺からも視認できるデザインを検討中だ。

大阪マルビル建替プロジェクトの概要

項目 詳細
所在地 大阪府大阪市北区梅田1丁目9-20
規模 地上40階・地下4階、最高高さ約192m
延べ面積 約74,000㎡
主要構造 地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
工期 2025年冬~2030年予定
主要施設 ホテル、イノベーションオフィス、コンサートホール・舞台、商業施設

ガラスカーテンウォールについて

ガラスカーテンウォールとは、建物の外壁として使用される非耐力壁のガラスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 構造上取り外し可能な壁面システム
  • 高層ビル向けに開発された特殊なガラス壁
  • 建物の美観と採光性を両立する外装材

大阪マルビル建替プロジェクトでは、このガラスカーテンウォールを採用することで円筒形状の外観を実現する計画となっている。緑化ルーバーと組み合わせることで、都市再生のシンボルツリーとしての象徴的な外観デザインを創出することが可能となるだろう。

参考サイト

  1. ^ 大和ハウス. 「「(仮称)大阪マルビル建替プロジェクト」本格始動|大和ハウス工業のリリース|会社情報 About Us|大和ハウス工業」. https://www.daiwahouse.co.jp/about/release/house/20241119094932.html, (参照 24-11-21).

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