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総務省と日本RV協会が災害支援協定を締結、自治体職員の活動拠点としてキャンピングカーを提供へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

総務省と日本RV協会が災害支援協定を締結、自治体職員の活動拠点としてキャンピングカーを提供へ

PR TIMES より


記事の要約

  • 総務省と日本RV協会が災害時支援の協定を締結
  • キャンピングカー60台を能登半島地震被災地へ派遣
  • 自治体との連携で全国的な災害支援体制を構築

総務省と日本RV協会の災害時支援協定締結による防災体制強化

一般社団法人日本RV協会は総務省との間で災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定を2024年11月20日に締結した。国の行政機関との初めての協定締結となり、大規模災害発生時の総務省派遣職員の宿泊施設確保や防災訓練実施時のキャンピングカー提供について定めている。[1]

キャンピングカーの災害時活用は、宿泊所や休憩拠点としての機能に加え、電気や水、ガスなどの生活インフラを備えた自己完結型の支援体制を実現することが可能となる。総務省派遣職員の活動拠点として活用されることで、被災地支援の効率化と円滑化が期待できるだろう。

令和6年能登半島地震では石川県からの要請に応じて60台のキャンピングカーを珠洲市と輪島市に派遣し、応援自治体職員の宿泊施設として活用された。キャンピングカーは災害時の医療支援活動や物資運搬にも活用され、多様な支援ニーズに対応できる柔軟性を持つ支援手段として注目を集めている。

日本RV協会の自治体との協定締結状況まとめ

締結日 自治体名 協定内容
2023年5月22日 宮城県栗原市 包括連携協定
2024年6月25日 静岡県浜松市 災害時におけるキャンピングカーの提供
2024年7月17日 岐阜県大垣市 災害時等におけるキャンピングカー等の提供
2024年10月22日 静岡県富士市 災害時等におけるキャンピングカーの提供
2024年11月7日 山梨県中央市 災害時等におけるキャンピングカーの提供
2024年11月13日 青森県 災害時等におけるキャンピングカーの提供
日本RV協会の公式サイトはこちら

自己完結型の支援体制について

自己完結型の支援体制とは、外部からの支援に依存せず、独立して活動できる体制のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 独自の電力・水・ガス供給設備の保有
  • 宿泊・休憩機能の内包
  • 通信手段の確保と維持管理能力

キャンピングカーによる自己完結型の支援体制は災害時の迅速な対応を可能にする重要な要素となっている。エンジン用のメインバッテリーと居住空間用のサブバッテリーを搭載することで安定した電力供給が確保され、通信手段の維持や基本的な生活環境の提供が可能となるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【キャンピングカー×防災】総務省と日本RV協会が「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結 | 一般社団法人日本RV協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000095655.html, (参照 24-11-21).
  2. 総務省. https://www.soumu.go.jp/

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