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公開：2024-08-07

デイトラがAI LP添削サービス「LP添」をリリース、Webデザイン学習者の添削コストを大幅削減

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• デイトラがAI LP添削サービス「LP添」をリリース
• Webデザインコース受講生向けに無料で提供
• AIがLPデザインを分析しフィードバックを提供

デイトラのAI LP添削サービス「LP添」の概要と特徴

株式会社デイトラは、AIによるランディングページ（LP）デザイン添削ツール「LP添」のDemo版を2024年8月6日にリリースした。このサービスは、デイトラWebデザインコースおよびWebデザインアドバンスコース受講生を対象としており、受講生が制作したLPのデザインカンプに対してAIが詳細なフィードバックを提供する仕組みとなっている。^[1]

「LP添」の主な特徴として、AIがLPのデザインを分析し、カラーコードや要素サイズ調整、余白などのデザインに関する内容と「訴求文章が適切かどうか」といった内容を含むフィードバックを提供する点が挙げられる。受講生はDiscord上の専用チャンネルに自身が制作したLPのデザインカンプを投稿するだけで、追加料金なしでこのサービスを利用することができる。

デイトラは2024年5月にAIバナー添削サービス「バナ添」をリリースしており、その反響を受けてLPなどのWebサイトデザインに対応する同様のサービスを開発した。「LP添」は、プロのデザイナーからの添削に比べてコストを抑えつつ、質の高いフィードバックを得られる点が大きな特徴となっている。

AI LP添削サービス「LP添」の機能まとめ

ランディングページ（LP）について

ランディングページ（LP）とは、ウェブマーケティングにおいて特定の目的のために作られた専用のWebページのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 特定の商品やサービスの販売、会員登録の促進などの明確な目的を持つ
• ユーザーの行動を促すための明確なコールトゥアクション（CTA）を含む
• ナビゲーションを最小限に抑え、ユーザーの注目を特定の情報に集中させる

ランディングページは、広告やメールマーケティングなどのキャンペーンと連動して使用されることが多く、ユーザーの興味を引き、行動を促すための重要な役割を果たしている。効果的なLPデザインは、ビジュアルの魅力、明確なメッセージ、適切な情報構成、そして強力なCTAの組み合わせによって実現される。

AI LP添削サービス「LP添」に関する考察

AI LP添削サービス「LP添」の登場により、Webデザイン学習者が直面する大きな課題の一つが解決される可能性がある。しかし、AIによる添削が人間のデザイナーの創造性や直感的な判断を完全に代替できるかという点には疑問が残る。AIの判断基準が固定化されると、デザインの多様性や革新性が失われる可能性があるだろう。

今後、「LP添」に期待したい機能としては、ユーザー行動分析との連携が挙げられる。AIがLPのデザイン要素とユーザーの実際の行動データを関連付けて分析することで、より効果的なデザイン改善提案が可能になるだろう。また、業界や製品カテゴリーごとの最適なデザインパターンの提示など、より高度なコンテキスト理解に基づいたアドバイス機能の追加も期待される。

長期的には、「LP添」のようなAIツールがWebデザイン教育のあり方自体を変革する可能性がある。リアルタイムでフィードバックを得られる環境は、学習者の試行錯誤を加速し、デザインスキルの向上スピードを大幅に向上させる可能性がある。一方で、AIへの依存度が高まることで、デザイナーの基礎的なスキルや創造性が軽視される危険性にも注意を払う必要があるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「デイトラ、AIによるランディングページデザイン添削サービス「LP添」のDemo版をリリース | 株式会社デイトラのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000050927.html, (参照 24-08-07).

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