友安製作所のBRUSHUPがJIDAデザインミュージアムセレクションに選定、清掃道具の概念を刷新する革新的デザインが高評価

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

友安製作所のホウキ・チリトリ「BRUSHUP」がJIDAデザインミュージアムセレクションに選定
洗練されたデザインと繊細な加工技術が高く評価
2025年1月にAXISギャラリーで展示予定

友安製作所のBRUSHUPシリーズがデザイン賞を受賞

株式会社友安製作所は、6種類のホウキとチリトリからなる掃除道具シリーズ「BRUSHUP」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会による「JIDAデザインミュージアムセレクション Vol.26」に選定されたことを2024年11月25日に発表した。洗練されたシンプルな形状と繊細な加工技術が高く評価され、生活の中で温かみを感じる存在感を持つ製品として認められている。^[1]

BRUSHUPは2023年10月にクリエイティブユニット・TENTとのコラボレーションにより開発された製品ラインナップである。玄関や作業場、デスク周り、アウトドアなど様々な使用シーンを想定し、それぞれに合った機能と形状を持たせることで、インテリアとしても違和感なく馴染むデザインを実現している。

友安製作所の職人による高度な溶接や磨きの加工技術を活かし、繊細で緻密なデザインを形にしている。選定製品は2025年1月16日から20日までの間、東京都港区のAXISギャラリーで開催される「JIDAデザインミュージアムセレクション Vol.26東京展」にて展示される予定だ。

BRUSHUPシリーズの特徴まとめ

製品名	主な特徴	用途
TRIANGLE	三角形のチリトリにホウキを取付可能	室内での使用
CAN	ゴミ箱とホウキの一体型	部屋の隅での使用
SWING	独自の回転機構採用	机上・床面の掃除
BAR	マグネットで一体化	玄関・ベランダ
BOOK	本のような佇まい	本棚での収納
CARABINER	カラビナ構造採用	デスク周り

BRUSHUPシリーズの詳細はこちら

インダストリアルデザインについて

インダストリアルデザインとは、工業製品の機能性と美しさを追求する製品デザインの一分野のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

機能性と造形美の両立を重視
量産可能な製造工程への適合
ユーザビリティとエステティックスの融合

JIDAデザインミュージアムセレクションでは、機能と造形に優れた製品や社会的課題を解決する製品、新たな市場を形成する製品などが選定される。BRUSHUPシリーズは、清掃用具としての機能性と美しい造形、生活空間との調和を実現し、インダストリアルデザインの優れた事例として評価されている。

BRUSHUPシリーズに関する考察

BRUSHUPシリーズの優れた点は、清掃道具としての機能性とインテリアとしての審美性を高次元で両立させていることにある。従来の掃除道具は使用時以外は収納場所に隠すことが一般的だったが、BRUSHUPシリーズは見せる収納を前提とした斬新なアプローチを実現している。

今後の課題として、素材の経年変化や使用による摩耗への対応が挙げられる。特に姫路レザーを使用したCANモデルは、使い込むことで味わい深い色味への変化が期待される一方で、適切なメンテナンス方法の提供が重要になってくるだろう。

将来的には、サステナビリティの観点から、リサイクル可能な素材の採用や部品の交換可能性を高めることが期待される。また、デジタルツールとの連携により、清掃記録の管理や最適な清掃方法の提案など、IoT時代に対応した機能拡張も検討の余地がある。

参考サイト

^ PR TIMES. 「つくる人の創造性に磨きをかけるホウキとチリトリ「BRUSHUP」がJIDAデザインミュージアムセレクションに選定 | 株式会社友安製作所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000081167.html, (参照 24-11-27).

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